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1th year from 311

BBCドキュメンタリー「津波の子供たち」"Japan's children of the tsunami " 3.11





あの日は金曜日で、仕事してました。
トイレ出て席に着いたら向かいの席の社員さんが「揺れてる…」と。
そこで気づいて、あ、ほんとだ、となったのですがゆっくりとした横揺れの、揺れ幅の大きい感じでしたね。
それが段々と揺れ具合が大きくなっていって、これはやばいと机の下にもぐりこみ。そして会社内にサイレンが鳴り響くようになりました。

「震度4です」
「震度5です。避難してください」

サイレンとアナウンスを長いこと聞きながら揺れが小さくなるのを待ちました。
私は早くおさまれ!早くおさまれ!と言っていました。怖くて。飛行機のものっすごい乱気流みたいな。ガタガタガタガタ…!!って。
大きな建物が一斉に音を立てて揺れる音をあの時初めて聞きました。
課長が「長いな。いつまで揺れるんだ」と言うのを聞いて、本当にこの揺れはいつまで続くんだというくらい長かったです。
7分くらい揺れてたみたいですね。

で、あ、これは揺れ小さくなってきた?て感じてきたときに、皆避難しろ!と会社の外に出まして。
階段下りながら考えていた事は、家族とXのメンバーが無事かどうかでしたね…。
揺れるビルの中どうにか外に出ると、あちこちから人が外に出ていて、異様な光景。
皆ケータイを見て、情報をチェック。私のケータイは全然繋がらない。母親は脚が悪いしどうしようとすごく心配で。
で、外に避難しながら、皆「揺れてる」って言うんですよ。私は全然わからないんです。
さっきの揺れが凄すぎてそれより小さい揺れに対してあまり感じなくなってるというか…。もうわからないっていうか…。

で、30分ぐらいしたらもう戻っていいと。でも、これ余震来るでしょまだ戻んないほうがいいんじゃない?って思ってたら、オフィスに戻った途端にデカイ余震。
結局またすぐ外に出たのね。もう怖いよね。電柱とかさ、看板とかさ、いつ落ちてくるんだろとか思って見上げたり。
で、危ないからこっち、って言われて。怖そうにしていたら、職場の女性に慰めてもらって…。
そのあと何度も繋がらなかった電話がやっと繋がって、母の無事を確認。弟も大丈夫だったと。ただ父がまだで。

とりあえず今度こそ大丈夫だろうということで再びオフィスに戻る。
もう仕事できる状態じゃないんで、途中だった作業を最後まで終えてから、暫く待機しようと。会社泊も覚悟して。どーせ電車動いてないからと。
電気や水は大丈夫だったので、会社の中のほうが安全ということで…。

なのでそこから先はひたすらPCでツイッターしたり(すごく助かった…有難うございました)、職場の人とおしゃべりしたり。
他の社員さんが仕入れてくれたカップめんとかを、夕飯時に食べたり。
ちょいちょい余震来るし。でもあのでかい地震きたあとじゃ、それほど大きいものじゃない限りもうあんま怖くないのね(笑)。
余震が来る事もわかってるから、覚悟できてたからはいはい、みたいな。なんだろうねあの緊急時の肝の据わり方って(笑)。

でもその後ツイッターやら、ネットやらで情報を仕入れてると…。






*






…書けないな。なんて言っていいのか、わからない。

あれからの事は今更書くまでもないと思います。
とりあえず自分は、会社泊した翌日の朝に会社出て、6時間かけて帰ったっていう。
途中、こりゃ歩くしかねーわって歩いたり。上野駅の人混みパなかったり…そんな中でパン買ってったり…。
食料品の確保との戦いが始まったよね~、単に普通に買い物行っても、スーパーに物がないんだもの。
電池なかったりね~。浄水場に放射能が流れ込んで汚染されてるよとかでミネラルウォーターの買占めとか…。
ミルクがどうの…。情報量の物凄い錯綜の日々。

震災直後はね、ブログ書いてないんですね。とてもそんな気分じゃなかったし。
4月とかまるでなし。4月末にカイリー来てくれて!!!!それがすごい救いだった…(泣)。本当、女神だった…(泣)。


ここまで書いてたら軽く頭痛してきた(汗)。
でも、この程度で頭痛とか言ってられないよね。本当に…もっと大変な人たちが居る…。
この程度で辛いなんて言ってられない。私に出来ることは少ないけど、できる範囲でしかできなくて本当に申し訳ないけど、それでもこれから少しでも支えになるよう頑張りますとしか、言えないです…。


冒頭に貼った映像はBBCが製作したドキュメントです。
子供目線のコメントを軸に製作されていて、日本の報道番組の何倍もしっかりした、素晴らしいドキュメンタリーに仕上がっています。
これが現実なんだと…。毎日のように、重機で土を掘って子供を探す親達の気持ちはもう…。
そんな中、子供達のコメントがとても救いでした。見てるこっちが希望も与えてもらったような…。
これは本当に必見です。一時間ありますが、是非見て欲しいです。
日本の番組のような過剰な演出がなく、必要最低限のBGMとナレーションで構成されてます。本来こうですよね?
ほんっと、何なんでしょ日本の馬鹿マスゴミって。


あー結局上手くいえないです。
ただ、…ただ、とにかくひたすら前へ前へ、進みたいと思ってます。
捨てなければいけないものは潔く捨て、次世代のエネルギーにもっと目を向けて、知っていかなければいけないと。



あ~やっぱり上手く書けない><
まとまらなくてすみません(汗)。
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