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耽美迷宮 袋小路

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This is it!!!!!!!!!!!!

公開初日でございます。




どうしようかと思いましたが、どうせ数回は見に行く事になると思うので、とっとと初日に見てきて白旗揚げてこようと思います…。

サントラはまあ別にいいかなーと思うんですけども。
でもまあ、She's out~とかオフザ時代のデモはまあ…聞きたいかな。
コレクターズアイテム…ですな。
ていうか早急にMOONWALKERとDancing the dreamの日本語訳復刊と、Making The THRILLERのデジリマリリースマジでお願い…!!



タイトル曲の方は、もうバックコーラスが兄弟って時点でゲンナリです。

ま た 兄 弟 か 。


しょーがない…んだよなあ。音楽一家だから、家族でグループだったから、しょーがない…んだけど…。


マイコーは、ほんっとにソロ活動したくても「家族でやろうぜ!」と絡んでこられるのが本っ当に嫌だったみたいなので。

だってスリラーツアーじゃなきゃいけなかったのにビクトリーツアー。
オフザウォールツアーがしたかったのに、トライアンフツアー。
(※どっちもJACKSONS)

2000年以降、何度となくジャーメインがジャクソンズ再結成の話もちかけちゃあ、潰れしてたし、全て自分の納得いくように活動したいマイコーにとって、いくら家族とはいえアーティストとしての自由な表現・活動を阻害されつつおんぶに抱っこすぎるのにうんざりしてたっていうのがとてもよくわかる感じ。



けどその曲、ソロ曲の、しかもオフザ時代のアウトテイクですから。
ソロの曲にジャクソンズ… あ~~~。


いや、もうしょうがない…のだろうけど。
でもやっぱりマイコーの「これだ!」の状態で作品てのはリリースされてほすぃ…。
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キングとクイーン

先日のVMAにてマド様のスピーチ。



あれほどのスーパースターの苦悩を理解できるのは、同じアーティストとしては地球上で恐らくマド様くらいであろう、というのに異論を唱える人はいないでしょう。



「街を歩いていて世界中が自分に背を向けている感覚は私にも判ります。
リンチを行おうとする群衆の叫びが大きすぎて、自分の声が決して届かないのだと確信する為、無力を感じ自己防衛さえできないと思うことがどういうことかわかっています。」


物凄い説得力です。MJの為にこれが言えるのはこの方くらいです。


昔、BAD期に二人とも周りをびっくりさせたくておそろいの白でドレスアップして公の場に現れたことがありました。
シャイだけどセクシーで魔法使いのような王子様と、モンローのようにセクシーで男前の女王様、なカップルは物凄い話題になりました。

その後はあまりお付き合いらしいお付き合いはありませんでしたが、それでも自分の立場や苦悩をわかってくれるのは、この同い年の偉大なアーティストなのだとふたりともが判っていました。





ここ数年でもちょいちょい接触はあったんです。
最近はマド様のバックダンサーがMJのツアーオーディションに受かったので取り合いになったりしましたし。(ちなみにそのダンサーは日本人。)


とにかく、素晴らしいスピーチでした。マド様じゃないと言えない、彼女だからできたスピーチ。
姐さん、本当に有難う。

Happy Birthday

はっぴばーすでーつーゆー
はっぴばーすでーつーゆー
はっぴばーすでーでぃあ まいこ~~♪



はっぴばーすでー つーゆ~~♪


あらびゅーまいこー!!


今日はダンパでした。いつぶりだろー。
イモ洗いでした人がwwwまさに人大杉www



久しぶりにちょっと切なかったです…。


パフォタイムもあったけど、ブルツリさん出なかった…。
何よりもあそこのパフォが見たかったのに。
でも主催のとよ氏が沢山踊っていたのを見れたのでいっかなwww

もう一ヶ月、ですか。

あまりの早さにびっくりです。

朝、母に叩き起こされ告げられる現実…。
「とうとうこの日が来たか…」と思いながらテレビの報道を見ると「いや、どうせまたタブロイドが…」


しかし、現実だった。
彼は帰らぬ人となった。


ただ、前も書きましたが私の気持ちはもう穏やかなのです。
きっとMJもそうなのだと思います。
全ての制約から解き放たれ、彼は自由に歌い、踊っているのだと思えるのです。

デジリマあああああ



JACKSONSでの最高アルバムTRIUMPH、デジタルリマスターキターーーー!!!

デジリマ嬉しすぐる。
持ってるんですけど私が買った時は既に日本国内盤は廃盤になっていて(他のはあったのに)、輸入盤に頼るしかなく…。

しかし、やっとデジリマです。ああ嬉しい。
音wwww音良すぎワロタwwwwww
さすがwwwwリマスタ万歳wwww


これは、ほんとーに素晴らしいアルバムなのです。
丁度マイコーにとってoff the wallとthrillerの間くらいの時期なのでかなりやりたいこと詰まっております。

lovely oneがキラーチューンすぐる件。





モータウン時代の隠れた名アルバムMusic & meキターーーーーー

変声期の頃に作られた、そしてアコースティックなアルバム…。
ナット・キング・コールのカヴァーとかwww
よりによってToo youngとかwwww燃えすぐるwww



眠すぎて気絶しそうなのでここまでwww


Memorial

あれから10日ほど経ちました。
ちょうど1週間経とうかという頃から、だいぶ穏やかな気持ちになってきました。
どうしてなのかわかりません。本人はほっとしている、という話を聞いてから(この辺りの信じる信じないは人の自由であり、「それは違う」「そんなものは存在しない」といった野暮なツッコミは一切お受け致しません)、その話のせいもあるのか、ないのか、恐ろしく穏やかな気持ちです。何だか私もほっとしているんです。
(ていうかさあ、普段霊とか信じないとか言ってる人たちほどあのネバーランドの自宅撮影の映像に写った影をマイケルの霊とかどうとか騒いでるじゃん。調子良すぎだっての。)

ああ、解放されたんだな。
もう自分の病気に悩まされる事もないし、金目当ての悪魔達に気を揉まなくていい。マスコミの雑音なんて元々「また騒いでるよwww」って笑い飛ばしていた人だし、きっと今も「馬鹿馬鹿しい!」って苦笑しているのかもしれない。
子供たちや親しい人たちのことがきっと気になるだろうけど、きっと傍にいて見守ってるだろう。本当にやさしくて愛情深い人だから。

私がホッとしてるもう一つの理由は「これだけ世界征服したらもう充分だろう」っていうこと。アーティストとして彼は地球いち成功した。カムバックを、という野望はあったろうけど「でも充分すぎるほど果たしたよね」という達成感が、私が感じてどうするんだと思うけど、ファンとしてそこはもうこれ以上充分です、というレベル。

hideの時は、彼は充分その資質も才能も持っていたのにそこで時間が止まってしまった。だから悔しくて悔しくて未だにその悔しさは引きずってる。拭えないよこれは…。


追悼式を見ました。徹夜して。
既に追悼式の前から気持ちは穏やかでしたので、棺を見たときは「死」という現実の重みに衝撃は受けたものの、どこかファンタジーを見てるような感覚もあって、不思議でした。とても。棺を見ても特に涙は出ないんですよね…。

ただ、多くの人が彼を惜しんで涙しているのを見ると、その悲しみが伝わってきてそれで泣けてきてしまいます。ジャーメインの「smile」よかったなあ…。やっぱり家族の想いが選曲にも歌にもこもっていますね。
最初からマライアでしかも冒頭から彼女は涙声でいきなりそれかって感じだし、アッシャーはマイケルがいなかったらこの世界にいたかどうかというくらいマイケルを尊敬して影響を受けてる人だから、選曲もさすがだし、…棺の傍まで降りて来て歌ってくれたのは嬉しかった…。

スティーヴィーの曲は良く知らないのだけど

「Michael,why didn't you stay…?」

は駄目でした。もう…駄目でしょ…(泣)。


いろんな方が喋ってましたが、ブルックとマーロンのスピーチは流石でした。
パリスは…言うまでもありません。けど彼女のスピーチで、マイケルがとってもいいお父さんだったのが伝わってきて、それが見ている人たちにも伝わったみたいなのでよかったです。


今も穏やかな気持ちは続いています。音楽も聴けるし、映像も見れます。
不思議な事に、作品に触れている時が一番悲しみを感じないのです。
でも時々どばっと涙が出ます。不思議です。それでも穏やかです。
彼に対する愛情だけが、尽きることなく溢れてくるのみです。

Funeral

今日は徹夜します。
CNNやCBSなど各局特番組んでます。
日本は民放全部スルー。全く何考えてるのか…数世紀一度の天才のセレモニーだっていうのに。



まいこー。
あらびゅーー!!



えはらさん

いちお、すぴりちゅあると呼ばれる世界には興味あるわたくし。
わりと信心深いです。手相にもそう書いてあったや☆

それはともかく、某所でえはらさんがマイコーについてごにょごにょして頂いたという情報を掴みまして、早速その公式動画を拝見しました。



■このタイミングで亡くなったことについて
「コンサートを目前に控えて無念や悔しさは残るが、ホッとしている」



……………………。


……………そっか。

それなら、うん。

それなら、よかった。

ずっと闘ってきたもんね。

自分の苦しみをわかってくれる人はいないし。
(世界的スーパースターの黒人なのに、肌の色が白く変わる病気なんて、他のトップスターでも、理解できる人はほとんどいないのではないか。いてもマド様くらいではとの事。)


いくら私が熱狂的なファンでも、あんな24時間365日パパラッチとファンに追われてあることないこと書かれて言われて攻撃されてお金ほしさに近付かれて裏切られて訴えられて、なんてこと何十年もよく、耐えてきたと思う…。それに対して「私は理解している」なんて、言えないよ。どんな偽善者ですか。

本当に今までよく耐えてこれたと思う。奇跡的ですらあったと思う。
彼の戦いは、とても何か言葉にして、かけられるものではないし…そんなの思いつかない。何を言っても、あの人の人生の前では全てが薄っぺらくて、言葉なんて、そんな不確かなものを彼にかけようなんて、その思いすら間違っているのかもしれない。

えはらさん曰く、死因については色々報道されているが、衰弱死ではないかと。
「直接死に至った原因」として使用していた薬のオーバードーズであるというのが今のところの検視結果(正確にはまだ調査中)だけど、「衰弱死」…そうだと思います。ファンもそう思っている人はとても多いです。

きっと、疲れきって、疲れ果てて、けれど僅かに残された生の時間、自分はもう一度ステージに立てるんだという、彼が自分の子供たちと過ごす以外で最も幸福な場所・ステージにもう一度戻れるんだという希望が彼にあったことは、神様の最後のプレゼントだったのかなと思います…。
リハ映像を見ましたが、リハなので力を抜いてやっていますがそれでも、とてもわくわくしながら踊っています。これはまだまだ映像素材が残っていておそらくDVD化されるっぽいので…皮肉もいいとこだけど楽しみに待ちたいです。


某テリー氏が「神様が、もういいよ、って言ってくれたんじゃないかな」と某番組で発言されたそうで、えはらさんはもともとそれに近いヴィジョンが見えていたそうなので「とても興味深い発言でした」と。

で、「彼は自分自身のフィールドで精一杯戦って生き抜いた。だから、本当に『お疲れさま』なのだと私は理解しています」と締めていました。


訃報を聞いた二日後の日記で私は、このタイミングで召された意味を考えている、と書きました。
彼の役目はもうここで終わり。誰かに引き継ぐ時が来たのだと。



ぼんやりと、きっと…そうなんだろうな…と、思っています。



「媒介」という言葉がずっと頭にあります。
音楽の神様から遣わされた大使だと思うのと同時に、彼は「媒介」でもあると。


まだまだ黒人に対する差別の強い時代のアメリカに黒人として生まれ、
生まれ持った才能を生かして世界のスーパースターとなって彼の事を知らない人は誰もいなくなった。

誰もが知っている人だからこそ、彼は「媒介」の役目も背負う宿命があったのではないかと。
それがあの、皮膚の病気であったのではないか?
マイケルは9人兄弟の7番目。こんなに大家族で、彼一人が父方の遺伝で発症してしまった。
最初は黒いファンデーションでごまかしていったけど、白い範囲が広くなって、白いファンデに切り替えた。
人々は、「白人コンプレックスで漂白した」と揶揄した。
本人が勇気を出して「遺伝で、病気なんだ」と告白しても、メディアは「白人コンプレックスで漂白した」ことにして叩く。それを見た大衆が同調して昨日までMJを絶賛していたのに掌を返す。同じ黒人コミュニティからも批判を浴びる。

自分の失われた子供時代を、今の子供たちに味あわせたくなくて寄付をしたり施設を訪問したり、自宅のネバーランドに呼んで遊ばせてあげたり、子供の神聖さを愛してた。そしてそれに癒されてきた。
でもそれを、逆手にとった訴訟が起きた。「長引くと原告の子供がかわいそうだから」「全くの無実なのに世界中が自分を有罪にしたがっている辛さに耐えかねて(親友のエリザベス・テイラーには何度も「死にたい」ともらしていました…)、早く終わらせる為に」と高額の示談金を払ってしまったことで、あのくだらない、本当にくだらない福祉詐欺の親子に引っかかって彼のアーティストとしての時間が奪われた。


彼にまつわる整形、膚の色、訴訟、奇行?、それらは全て議論を呼ぶ。
何が問題なのか、何を変えなくちゃいけないのか、彼の存在は全ての人々にそういった意識の底上げをするきっかけを与える、何処かの何かの、「媒介」であったのではないか?彼がそれを望んだかどうか知らないが(もちろん望まないだろうけど)、誰でも知ってるマイケル・ジャクソンだからこそ、その「媒介」となる宿命が、皮肉にもあった…そう思います。


マイケルの最後の宿題は、命をかけたものだった。
このタイミングで残された人たちに与えられた課題に向き合って、それで…少しでも変わってゆけたらいいなと思う。自分自身もそうあっていきたいなと、思います。


今日は重い話題でしたが次はちゃんと音楽の事で書けるようがんばります(笑)。

MICHAEL JACKSON 初心者編

なんてーか、生前はマスコミと一緒にマイコーを嘲笑っていた人達が亡くなったのをきっかけに手の平返して聞き出しているのに腹立たしさを感じているわけですが、「ぜひ存分に聴いてくれそして見てくれ」という気持ちも同じくらいあるわけです。


なので、色々ネガティブな事を書くよりは、1ファンとしてしっかりアーティストとしての彼を伝えようという思いから

「マイケル・ジャクソンガイド~初心者さんいらっしゃい~」

というのを今回はお届けしようと思います。

ご紹介の前にひとつだけ。

マイケルは、音楽と映像がセットです。

音楽だけでも充分素晴らしいですが、それだけではマイケルというアーティストの魅力は半分しか伝わりません。映像あってのマイケルです。
何故なら、目に見えない音楽を身体を使って表現しそれをビデオ映像として洗練させることに成功した世界で最初のアーティストだからです。

大事な事なのでもう一度言います。マイケルは、映像と音楽がセットです。

あとごめんもう一つ(笑)。
マイケルのPVは「SHORT FILM」が正式名称です。略してSF


では本題。


Q:興味持ったんだけど何から聞いたらいいか判らない!どれを聴けばいいの? 

A:まず「HISTORY」をどうぞ。  


HISTORY

これはですね、「Off the wall」「THRILLER」「BAD」「DANGEROUS」からのベスト15曲と、新作書き下ろし15曲が収録されていて「最新」のマイコー、「過去」のマイコー、一気に味わえるまさに初心者向けの作品です。
これを聴けば間違いなく

Off the wall
THRILLER
BAD
DANGEROUS
Blood on the dance floor
INVINCIVLE
上記全てを揃える羽目になります(笑)。
なので「入門編」としては「HisTORY」で充分です。
新作15曲は怒りと叫びのマイコー、優しいバラードのマイコー、ダンスナンバーのマイコー、バラエティに富んでおりますが93年の裁判後に作られたものなので相当、怒っています(笑)。
あの優しい天然さんのマイコーが怒りを露にするのは珍しく、もうカッコイイの一言。特に「They don't care about us」が激しくオススメ。
綺麗なバラードは「Smile」「You are not alone」今聴くと、ただ涙が溢れます…。


Q:オススメ動画を教えて!
A:全部といいたいとこですが5本に絞ります。


ビリジンパフォは、マイコーの名刺代わりです。
作詞作曲マイコー、プロデュースはクインシー。ステージにおけるコリオグラフ(振付)マイコー。
これほど濃厚なマイコーパフォーマンスにして真骨頂が、やはりBILLIE JEANです。
地球の重力を完全無視したムーンウォークをご覧あれ。
ほんとは「モータウン25th版~歴史が変わった夜~」「ビクトリーツアー版」「BADツアー版」「DANGEROUSツアー版」と段階を経て見て頂きたいのですが、ここでは円熟された「HISTORYツアー版」をご紹介します。その後の「30周年記念版」も素晴らしいのですが、口元を隠す仕草が多いので、個人的に減点1(笑)。ごめんマイコー。




前に倒れてまた元の位置に戻る「ゼロ・グラビティ」はこれが最初。
あたしゃこいつを映画館(「MOONWALKER」の公開初日に見に行ったよ)で見てたまげました。「この人はムーンウォークだけでなくそれ以上のものを生み出したのか?」と。
ステージではかかとにフックをひっかけて前に倒れますが、相当の腹筋がないとあのように元に戻るのは難しいです。
そして群舞のかっこよさ!マイコーのカッコ良さ!!何度見ても飽きません。


VMAパフォーマンス(DANGEROUS)

これもいくつかバージョンがあってどれを紹介していいやらなのですが
やはり有名なのをあげておきます。
でも個人的には初期デンジャの壮絶なカッコよさがめちゃオススメです。→
でもカメラワークが悪いんだよ~~っ!引きで撮りすぎ!!
そしてありえない2002年ver.この時44歳。ありえへん。
最新作INVINCIBLEがあるというのにンニーの妨害のおかげで昔の曲のパフォをやらざるを得なかったマイコー…畜生!!!
女性ダンサーが入ったおかげでこの曲の世界観が厚みを増しました。素晴らしすぎる…。しかも途中から生歌…
おいおい口からCD音源じゃねえかよ…。ああしかも途中に何度もブレイク入れてるとか進化してるブラヴォー!!→
 




「白か黒かなんて事は関係ないのさ」と人種差別や世の争いごとに言及した曲。
これは何が凄いって、このSHORT FILM1本で「白いBLACK OR WHITE/黒いBLACK OR WHITE」、タイトル通り表裏一体の意味を持つ作品になっているところです。
大体あの有名なモーフィングで終わるとこしか知らない人が多いんですけど、この曲のSFは黒編を最後まで見ないと作品として成立していないのです。白だけは駄目!
その黒編は「暴力的で性的」とどアホな市民団体からのクレームによりあちらのテレビではカットされていますが、ノーカットじゃなきゃ、駄目、絶対!

白編(モーフィングまで)は、「エンターテイメントとしてのBLACK OR WHITEのSF」ですが、黒編(黒豹がマイコーに変身するとこから)は「この曲に込めたマイケルのメッセージが、音もなくダンスだけで表現されるSF」

私この二重構成に気付いた時鳥肌立ちました。
だって、音がないんですよ?
音がなくて、この人はあそこまで踊っているんです。一体彼の中ではどんな音楽が鳴っていてあのように踊るのか!?
しかも、これは「音楽用PV」です。なのに音がない!!この時期は既に音楽にとって映像とはなくてはならない時代となっています。そのパイオニアであるマイケルが音のないPVを作った。いや、あえて音を消した。これだけで音楽業界の既成概念を破壊してる。しかもその概念を作った張本人が!!
それだけでも強烈なメッセージだというのに、セットの中に散りばめられた差別的な言葉、団体名を次々破壊。社会的なメッセージ、様々な映画へのオマージュなど本当に色んな要素が入っています。
チャックを仕舞う部分は(笑)、色んな議論がされています。私は「本能を抑えて、理性的になれ」というメッセージかなと受け取りました。

激しく踊りつくして、最後は黒豹に戻り消えていく…こんな完璧な作品、見たことないです。天才とは、まさに彼のことだと改めて思いました。
マイケルはROCKなんです。ブラックミュージック出身ですが、彼はもんの凄いROCKです。
この作品こそまさにROCKそのもの!!ギターもスラッシュだし(笑)! まあそれは華を添えた的な感じで…(笑)。
ともかく、改めてマイケルのアーティストとしての恐ろしさ、天才の底知れぬ才能を見た作品でした。




私がコメントする必要があるでしょうか(笑)。これが歴史を変えた作品です。
見て、感じてください(笑)。


TIME

下の画像はさんざん探して電車も乗り継いだというのに結局よく行くいつもの地元の本屋に難なく置いてあったというオチがついたTIME最新号です。たぶんUSA版…かアジア版のどっちか。全頁・キングでした。
てか洋書なんてハリポタのペーパーバックしか置かないくせに今回に限ってごていねいにビニールに入れてまで2冊置いてあった。どういうことだ。
アレか店員か。よし友達になろう<オイ。



ところでMTVのロゴが素晴らしすぎる件について。


まあ当然ですよね。キングあってのMTV。MTV=マイコーなんですから。


そんなわけでぶろぐとぷも変えてみた。ほんとはこのスニーカー(おそらく当時出たマイコーモデル)じゃなくてキラキラ手袋+キラキラ靴下のいつものビリジン組み合わせがいいんだけどなー。使えそうないいのがないでっす。

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