忍者ブログ

耽美迷宮 袋小路

Home > ブログ > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今週でラスト

昨日はまさかの再び立川@TII
フィルムライブ式をファンの方が主催してくれたので鼻息荒く参加!
絶対ライヴ式じゃなきゃ意味ないじゃんんんん!!!
ただし開始時間が20時と遅め…一応終電には何とか間に合う範囲。つか、ギリギリ。

スタンディングで見たい方は前のほうへ~と言われたものの「元から前のほうで見る気でしたが何か?」みたいなわしと連れ。

なんつーか、受付の時点で集った人たちの熱気があったけどいざシアター入って前方で主催者挨拶とかで超盛り上がりwwwww主催者が温かい拍手と声援で泣いちゃったwwwどんくらいどんくらーいっ。
主催者さんの「ここをアリーナだと思って」みたいな言葉が良かったなあ。

暗転してホーーーウウ!!とか歓声ってどんだけよwwwまず予告からですが何か。
2012みたいなパニック映画が大嫌いなのでまた見るのかなーと思ったけどそういえばもう公開してるから予告は流れないじゃん☆

まあそんなこんなで始まるけども、冒頭の字幕から皆ソッコー鼻すする(号泣中)とか涙腺弱すぎだろwwwwもう今まで何回も見てるでしょ!!www
と思ったんだけど自分もチャッキーの「Thank you,Michael!」のとびきりの笑顔で目から汁出たっつうの(泣)。

そして字幕が「For the fans…」になると大歓声!始まるぜ~~!!
てかもうずっと盛り上がりっぱなし!!バラードのはずのI just can't~でさえ、マイコーの指くいくいや、「本気出して歌ってみたbyMJ」だったりするのでバラードなのにクールダウンならず(笑)。
癒しのアースソングでは前方の男子が超号泣してました…。
他にも泣いてる人、いたけどね。

アースソングに代表されるようなヒューマニスト系の曲って、非日常なMJのショウの中で唯一現実を突きつけられる部分なんだよな。
凄く表現方法もベタなんだけど、マイコーがあまりにもピュアに訴えて、それこそ自身がどんな目にあってもブレずに訴えてきたテーマなので、環境を憂いて号泣するというよりは

「ああ、あんなに純粋だったマイケルはもう逝ってしまったんだなあ…」

という寂しさなんだよね…。
マンミラでは前方左の女子がもう声を上げて号泣。
私は何故かまたスタサムとかJAM辺りで泣けて泣けて…。
だってさ、全然ふつーに動いてるんだもん。楽しそうなんだもん。スタッフもダンサーも楽しそうなんだもん。なのに…いないんだよ、もう(泣)。

それでも、最後の最後、あのキラキラの足元が出てきて、マイコーの「フフフッ」という笑い声そして「Pow!!」まで全員叫ぶ。

やりきった!!やりきったね俺たち!!


確実にマイコーに届いたねこの愛!!うぃずらぶ!えるおーぶいいー!!
そう思い込めるくらいやりきったね!!
まあフィルムなんとかと呼ばれるものにはこちとら慣れておりますので…(爆)。

しかし相当叫んだから翌日までちょっと痛かったよ。
あ~しばらくこんなのないのかな~。
とは言いつつ今日もレディースデーに行くんだけど~。
そして最終日の最終回に行くんだけど~。
今週は月水金。ゴミ出しかっつの。
最終的には7回になりますかね…まあ7回なんて少ない方ですけどね…。

うふ今日も会いに行くぜマイコ~~vvv
PR

『それでもなお、築きあげなさい』

下のエントリですが、なるべく冷静に書こうと思ってそうしたのですが、実際はかなりヘヴィです…。

あの裁判の後相当痩せてしまったMJ。
昔みたいで若返ったみたいで、とは思っていたものの…あの細さは心配になるレベルでした。

もともと食への興味が薄い人でした。ソロで来日した際宿泊したホテルでマイケルの食事を担当した日本人シェフからも、とにかく食べない。ただ、ソウルフード(黒人のジャンクフードということらしい)なら食べるがそれでも沢山食べるわけではない。そこへ加えてベジタリアンである(しかしチキンは食べるようにしている)。
近年は、持病の投薬に「太りやすい」という副作用があったらしく「ダンサーとして必要以上の肉を付けたくない」というポリシーがあったMJにとって、太らないために食をコントロールしようと判断するのは当然だったと思う。そこで優秀な栄養士とシェフがいれば(例えば、マドンナの専属のような。ちなみに日本人)あそこまで痩せ細ることはなかったと思う。しかしこれは現段階で私の想像の域を出ない。

それに加えて白斑、全身性SLE、あと最近わかったのは腰痛。

白斑は特に痛みはなく色素が破壊されていく免疫疾患。しかしもとの肌が黒い人ほど精神的ダメージは大きい。発症はスリラー期。

全身性SLE、これが一番辛そうだ。なんといっても日常生活がおくれないほどの激痛らしい。そのために鎮痛剤を打つ。発症はスリラー期。


鎮痛剤なしでは日常生活などおくれないほどの全身の痛み。痛みに支配されてる間は何も食べる気はしないだろう。
さらに、もともと少食だった。
そして、薬の副作用で太るのを気にしている。
親衛隊たちの証言も併せると、10公演から許可なく勝手に50公演にされたことや、ショウのスケジュールに中休みがなく連チャンのものがあったことに対する不安、プレッシャー…。
いくらマイケルだって、50歳だったんだから。


…痩せ細っていくのも当然かもしれない。

拒食症が原因で亡くなったカレン・カーペンターがふと重なる。



満身創痍だった。
痛い、辛い、眠れない、裏切り、訴訟、ストレス
10公演だったはずなのに、マイケルに何の許可もなく50公演に増やされた事。
どれほどのプレッシャーかなんて私なんかには絶対判らない。
一言一句、あの親衛隊のサンディーがマイケルに宛てた手紙と私の気持ちは同じ。
スタジオリハに招いたファン達に自分の健康状態やスケジュールからくるプレッシャーや不安を打ち明け涙ぐみ、そして手を合わせ、黙祷するかのように沈黙していたというマイケル。その姿には誰も言葉を挟めないと思う。彼にだけしか判らない、重圧。


「こんな僕を見なくちゃいけなくて、本当にごめんね」なんて、


どこにあなたが謝る必要がある。

あなたには、何一つ責められるべきところなどない。



ろくに眠れず、
ろくに食べれず、
痛みに耐えて、
投薬、さらに強い薬。ステージに立つ為に。50公演を実現させる為に。そんなことをしたら朦朧とするだろう、幻覚も見るかもしれない。
TIIが立ち上がり最初は意欲もあって、何より復帰できる喜びに満ちていた筈のMJは、スタジオリハの頃には痩せ細って、骨と皮だけなのに


それでもステージに立とうとした。


満身創痍の身であれだけ踊り、歌った。
亡くなる12時間前にリハしたのは、バックダンサー達もフルメイクで臨んだThrillerだった。


「僕はステージが一番安心するんだ。あそこが一番安全なんだ。」


昔からずっと言ってきた言葉です。


もう終わった、もう終わったんだ。
もう関係ない。彼はそんなものから全て解き放たれた。だからもういい。蒸し返す必要はない。

そう何度も自分に言い聞かせても、
思うようにならないぼろぼろの自分の身体と向きあい、働いて、それでも最後の最後までファンと触れ合ったその姿にただただ、涙がこみあげてきて、どうしようもなく辛くて、たまらないのです。

『それでもなお、人を愛しなさい』

THIS IS 'NOT' IT

この言葉を見たとき、『これは見てはいけないものだ』と思いました。
なぜならそれを知ってしまったら私はまた、自分の無力さを再び、そして嫌というほど、思い知らされるのだろうと感じたからです。


THIS IS 'NOT' ITとは
>我々は:マイケルの友達やファンで、彼の人生の最後の数週間に彼と一緒にいた人達を含み、彼の死をもたらした数々の出来事を目撃した人達です。後者の人達は、マイケル・ジャクソンの状態がとても心配になり、介入の第一段階を6月21日に実行することを決めました。彼らは、彼に手紙を書き、ツアーを出来そうになければ中止するようにお願いしたのです。マイケル・ジャクソンは、この手紙を6月24日に受け取りました。介入の第二段階は、実行されることはありませんでした。

とあります。解説してくれてる動画がありましたので貼ります。




見てはいけなかった。
確かにそう思いました。
けれどその一方で、知ることができてよかった、とも思います。

マイケルの死因が何であれ、彼は全ての肉体的・精神的苦痛からやっと、やっと解放されたのです。
例えAEGが過労死に追いやったとしても(もちろんそうであるならば会社として責められるべき事)、MJの側近達におかしな動きがあったとしても、色んな人の色んな言葉に矛盾があろうとも、ただひとつだけ変わらない事実であり真実は、


マイケルは、最期の最期まで、ファンの為に全力を尽くした。


これだけは絶対に、周りがどんな状況であってもどんな時代であっても変わりません。
THIS IS 'NOT' ITサイトのファンとMJの会話にこういうやり取りがあります。

>彼は、すごく痩せていました。

>マイケルは、何度も自分の外見について謝っていました。彼は、手で顔を隠しながら「こんな状態の僕を見なくちゃいけなくて、本当にごめんね。」と言いました。


あまりにもやせ細った彼の身体はとても痛々しく、生前私は「10公演ならともかく50って…」と不安に感じました。連日組んであるのもあったしね。あの年で連チャンて、せめて中1日は空けてあげてくれよと思ったものです。
なので予定通りは運ばず、おそらくどこかで倒れいくつか公演は中止になりその後調整されるだろうとは、思いました。
ただ、公演の直前で亡くなってしまうなど、夢にも思わなかっただけです…。

あれほどに衰弱した身体。そうなるまでに何があったのか、何がそうさせたのか、彼の周りで何が起きていたのか。
全ての真実が明らかにされるとは思えないし、明らかにされたものが全て真実とは限りません。
問題提起する彼女たちを責めようという気にもなりません。ファンだからこそ、そして現場を間近で見てそして直接MJと接触していたからこそ感じた疑問。それらを、MJが亡くなってしまった今晴らしたい、と思うのは当然の感情だと思います。

だけれど、マイケルの最後の遺産「This is it」は劇場公開されました。
生前マイケルに対し誤解・偏見を抱いていた人たちは、スクリーンに映る真摯なアーティスト・マイケル、いつでも愛情もって接しようとした人間・マイケルの姿に直に触れることによって、マスコミに植付けられたマイケルの歪なイメージからあっさりと脱却する事ができたのです。
Yahooの映画レビューは現在、脅威の1700件越えで、そのほとんどが絶賛・称賛の嵐です。
そしてその誤解や偏見の取れた彼らの感想はとても素直で、そういった人たちの多くが口を揃えてこういいます。

「彼は神が遣わした天使だった」
「あまりにも純粋すぎるがゆえに、神は彼を汚い人間界から連れ去った。」

長年の付き合いのあったライオネル・リッチーも同じように言いました。「彼は天使だったんだ。地上にいる間、人間を理解しようと努力してくれた」

怒っていないよ、愛だよ。
そうは言ってもMJにも普通に怒りを感じることはあります。あの映画には無くとも、あることはありました。
ただ、それでも彼は愛で接しようとしてそれを実行し続けた。
上に貼った動画のふたつめにある、最後に紹介されたエピソードがまさにその一例だと思います。
あんな、一言も会話を交わさないような一警備員が抱いた印象ひとつに、そこまでしてしまうのかと…。
あの有名な「逆説の10か条」を己の信念としていたんだろうな…。

周りでどんなことが画策されていようと、
それらからマイケルを守ろうとした動きがあろうと、

どちら側にも、マイケルは愛で接した。そう在ろうとした。
皮肉にも、あのThis is itだけを見ても、充分に伝わる事。
それが事実で、そして真実。

知れば知るほど。

TIIの公開で、ファン歴22年の私も初めて目にする部分があり更にMJへの敬愛を深くふかああーーーくしているわけなのですが。

あの頃、ファンになったばかりの頃はマイコーの人柄とかっていうのはインターネット以外のメディアしかないし、おまけに異国の方ですからそれこそ少ない情報にしがみつくしかなく。自伝本が出るまでは「とにかく物凄い恥かしがり屋」ぐらいしかわからなかったですね。
自伝出てからはとにかくドリーマーで、博愛主義で平和主義で、映画大好きすぎて困るのとあとクリエイトするって事、エンターテイナーとしていかに完璧な仕事をするかということ…というような事を考えて実行されてるんだなあとぼんやり感じたわけですが。

自分自身大人になり、ネットという大変便利な情報ツールのおかげで更にMJがどんな事を考えていたのかっていうことも深く掘り下げられるようになり結局ますます惚れてまうやろーー!!!!な状態になっている次第で…。

最近思うのは、あの物凄いダンスとか、フィーリングのままに本能のままにやっているのだろうなと思うんだけど、実は「真似したくなるような振り付け」っていうことにかなり拘って意識的にやっていたんじゃないかと想像…。
マイコーは「come on」っていうのを「シャモン」と歌の中で発音するんですけど、それって「カ」よりも「シャ」で発音した方が聴く人の耳に残りやすいからわざとそうしているんだという話をクインシー辺りが話していて、なるほどなあと…。
だってインタビュー動画とか見れば、マイコーは普通に「come on」を「カモン」って発音するわけです。シャモンとか言いません。
普段の会話でそんな発音しない人が、歌の中でそう発音してるならそりゃ意図的にやっているのだということになるし、じゃあなぜ意図的に変な発音にするのか?という疑問が湧くわけで。
その理由が「聴く人の耳に残りやすい」ってことならば、あんな細かい、歌詞にも含まれてないようなシャウトやフェイクみたいな部分にまでそんな細かい演出を入れる人なら、ダンスの振り付けも相当考えてやってるんだろうなと考えて当然だと思うんです(笑)。

だって、マイコーのムーンウォーク見たら真似したくなるでしょ(笑)?
絶対マイコーのパフォを見ればムンヲク習得したくなるって!だってただ後ろに歩いてるだけ(のように見えて実は違う)なんだから「自分にもできそう」って思うじゃない?で、これがやってみると全然違うと(笑)!!
スムクリのゼログラビティ(前に傾くやつ)だって真似た事のある奴、いるはずだ!少なくとも私はやった(笑)!!もちろん倒れた(笑)!!!

スリラーもビートイットも、SF見てたら一緒に踊りたくなる振り付けだし。
もちろんプロの振り付け師もいるけどもあの「真似したくなる」感は凄いと思う。
TII見た人は気付いたと思うんですが、バックダンサー達は超一流の凄い人たちにも拘らず、一番前のフロントで踊ってるMJにどうしても目が行ったと思います。
どんなにバックダンサーが上手くても、それがわかっていても、同じ振り付けなのになんでこんなにカッコいいんだと思った人達が沢山居ます。ファン以外でも。

それは、まずマイコーはどんなに踊っても身体の軸が全くぶれない、首が揺れたりしないってことなんです。
そして身長178cmと決してそれほど大きい体格ではないのですが、生まれもったあの長い手足というスタイルの良さも加わり、どんなポーズも優雅に決まるんです。



もう踊る為に生まれてきたとしか言えないスタイル。
そこへ来て、天才的なリズム感。
この二つをもう生まれながらに持っているうえに、ここからが重要なんですが物凄い練習の鬼でした。

コンサートの前後に3時間練習を積むんです。ひとりで。

MJは物凄い完璧主義者です。例えば前日のライヴでミスした部分をミスしないようにとかそういったことも含め、客に完璧なものを見せる!という意識が恐ろしく高いプロ中のプロです。だからその日のライヴの前後にひとりで3時間ものレッスンを積む。これはつまり、一日で3回もライヴできるだけのスタミナも持っているということにもなります。
MJ、食に興味があまりなく小食でベジタリアン(鳥だけは医者に言われて食べている)だというのにどっからそんなスタミナが湧いてくるのでしょうか???もう何もかも常軌を逸していてわかりませ~~んwww

有名な話ですが、マイコーの泊まったホテルの部屋の床を「水浸しだから掃除してくれ」と言われ掃除しに行ったら本当に凄い水浸しで何かと思ったら、MJの汗だったと…。

確かに、ずっと踊ってると私みたいな凡人でも汗だくになりますけど水浸しになるほどの汗って…もう想像付きませんwwwwww無理wwww


あっなんかまたデジャヴwwwよっちゃんがスタジオにこもってひたすらドラムの練習連続12時間とか…(笑/トイレ休憩があるにせよ)思い出したwww


マイコーはインタビュー嫌いもあってか、そういった製作の舞台裏はほとんど見せてきませんでした。撮影のメイキングは沢山あっても、そこに到達するまでのMJのアイデア出しとか、企画からのプロセスとか、そういったことを自分からべらべら喋る人でもなかったし、インタビュー嫌いもあって話す機会が少なかったのも原因だと思います。
 でも、それすら意図的にやっていたのだと思えてきます。

客に非日常を見せる。その為に、「裏でこんなに努力しているんだよ」というのを見せるのはマジックの種明かしと同じでつまらない。いきなり見せて、驚かせたい。「一体どうなっているんだ???」といわせたい。
 
だからどんなに誤解されても、ステージのマジック性を保つ為に製作の過程を公開してこなかったんじゃないかと思います。これは、アーティストしてのプライドってことですよね。 もうTIIを見た今、そうとしか思えませんwww

今まで割と本能というか天才のインスピレーションで突き進んでる方が多いと思ってましたが、もちろんそれもありつつ、相当緻密に計算し考え抜かれているのだということなんだと思います。
だって、よく考えたらキャリア45年ですよ(笑)。子どもの頃からアイドルで、人前で喋る時は、マイクの持ち方、ステージでのマイクの使い方、このコードで前に出る、ここで兄弟たちと同じ振り付けをする、JBやアステアのステップはこんな場面で取り入れていた、ここで静止してお客さんを沸かせる(間とか余韻)…そういったことをあんな小さい頃から最前線でずっとやってきてそれを全てモノにしてるんですから、そりゃあもうダンスの振り付けだって「真似したくなる」を基準に考えてるんじゃないかという私の妄想もあながち的外れではない気がするんだぜwww

知れば知るほど…恐るべし、エンターテイメントの神様…!!愛が天井知らずです(笑)!!!

祝☆復刊

MJ自伝本MOONWALKはMJの人となり、ヒストリーを知るバイブルでございます。



MOONWALK日本語版復刊やほおおおおお!!!
13日発売なのに11日にもう買えたふしぎ!

右が復刊版。ちっちぇー。左が88年発行当時のもの。
みえないところで結構ボロボロなんだぜ…。何度読んだ事か。


上が88年初版。
下が復刻版。

復刊版、驚愕の縦書き右閉じ。

オーマイガッ…ムンヲカは左閉じ横書きだろjk…
あとぱらっと見たトコthis is itを書き加えてるだろう…。
別に原書にそう書いてあるからいいんですけど、日本語版にわざわざTIIと入れちゃうんだもんなー。

でもそのTIIを書き加えた部分は、The Wizのとこなんです。
The Wizといえば映画。そして今公開されてるのも中身はともかく映画。
マイコーはずーーっとずーーーっと映画がやりたかったんです。映画制作が。
「ぼくがずっとやりたかったことはこれなんだよ’This is it’って。」と、Wiz出演が決まった時のことをそう書いてるんです。
まあ、普通に良くある単語ですよ。それがこれなんだ、これがそうなんだ、This is it!!ということなんですけど…それにしても。

最後のカーテンコール、これで決まりだ!のロンドン50公演のThis is it
結局MJが亡くなってしまったのでファンの為にリハ映像劇場公開This is it
未発表曲探してたら同タイトル見つけたよThis is it…いや、タイトルはあとから付けたんだっけ?もう付いてたのかな。歌詞がいきなり「This is it」と始まるよ。歌詞が今の状況にドンピシャすぎるよMJこれ30年近く前のアウトテイクでしょThis is it
自伝の日本語復刊したら映画Wizに出たときのこと、原書どおり「ぼくはこれがやりたかったんだ(This is it)」がマジでTIIと書き加えられてたよThis is it

全部映画関連だよThis is it


マイコー…貴方は、死して尚、芸術家としての夢を叶えたのですか。
貴方の創造への真摯な姿勢、スタッフやファンへの深い愛情をそのまま素直に伝える編集によって、ファン以外の一般人も膨大に巻き込み、あなたの本当の姿が今、多くの人々にちゃんと伝わっていますよ。
そうしてMichael Jacksonの真の姿・スーパースターを超えた超絶スーパースターの才能に打ちのめされた人々が今、貴方の作品を求めCDやDVDを購入しています。音楽、映像、劇場…貴方の活躍するフィールド・映画の興行成績ランキング、CDランキング、DVDランキング、みんなあなたばかりで埋め尽くされていますよ。


「僕がやりたかったのは、これなんだ!(This is it)」


あなたは一体、どこまで…。

冬受かってたお。

うおー久しぶりの大市参加じゃい。


こないだの祝日にまた、見てきてしまいました…orz

I Just~での二人の掛け合いのあと、バックバンドへの指示もかねた力強い「Breakd~ownッッ!!」
あーれーがもーサイコーにカッコいいんですがーー。

手探りでMJに対し緊張気味に歌うジュディスを見るマイコーてば、腰に手を当ててクールに構えながらジュディスの様子を見たあと、そのまま右手の人差し指でくいくいっ、と「さあ、もっとこっちへ来るんだ。」みたいな仕草をするのがたーまーらーんーー。
あのクールな佇まいのままくいくいっ、するのが超すてきいいい。
しかもあの仕草はジュディスの緊張を解くだけでなく、「この曲は愛し合う二人の歌なんだからもっと盛り上がっていくよ!そんなに離れないで、僕をきみの大事な人だと思って!」的にジュディスを誘導しつつ自分がテンションあがっちゃう的な。
MJ本気出してた、みたいな(笑)。途中でジュディスのおぱーい触りそうになった、みたいな(笑)。
「フルボイスで歌わせないでよ(笑)」 じゃねっすよキング。
誰もあなたをあおってなーい(笑)。あなたが勝手に音楽に合わせたら本気出ちゃってただけー(笑)。「(音に)感じたんなら歌えよ」言ったスタッフGJ!
オルテガ興奮して踊るし(笑)!おまえがファンか(笑)!
この曲の時客席のダンサー達映ってたけどダンサー達超はしゃいでるわ特にその中の一人は手を組んだまま(≧▼≦)←こんな顔でぴょんぴょん跳ねちゃってる!
おまえら全員まとめてハグしてやる!
なのにキングったら「ウォームアップ中なんだから。喉を使わせないで。」知らん(笑)!!

They don't~の撮影シーンの振り付け指導がクソカッコイイ。
ガムクチャしながら振り付け指導する50歳。
てか、あれさ50歳に見えねーよ!!!

They don't、BAD-Mind is the magic remix-(誰だよBADとMind~混ぜるの考えた奴。天才すぎるだろ。…やっぱマイコーかっっ?2009年版BADみたいになってて死ぬほどカッコいいんですけど)

あの振り付け指導、途中から首の動作入っちゃうのとかMJあんたどんだけ力が有り余ってるのさ!!!www

スムクリのキュー出すとこなんか、「このキューだよ」って言いたげなあのクールな表情がたまらん。

ところで1回目と2回目じゃまったく同じ箇所で涙が出たのにびっくりでしたが「For the fans」「For audience」で泣けてくるのだと判明。確かに泣くしかないよ…。
3回目はスタサムでじわじわきて嗚咽かみ殺し状態。こんなに動いてるのに何で、何で…っていう。

そしてイヤモニに慣れず不機嫌になるMJは何度見ても萌える。怒ってないよ、愛だよL-O-V-E


なんていうか、土曜日はムーンウォーカー見たさに行くけどきっとTII4回目行っちゃうんだぜ自分…翌日も見るのに…orz

異常なほど大絶賛上映中!!!around the world!!

This is it!!!!(挨拶)


もうね、初日から興奮が収まらないんですけどね(笑)。
久しぶりのMJ友からメール来て一緒に見に行く事になるわ、明日は急遽おかんと行く事になるわ、明後日も行くわ、何でしょこれ(笑)。
んでもって何が凄いって

「つまらなかった」
「期待はずれ」

とかのマイナス評価が今のトコ一切見当たらないトコかな(笑)!!


ファンじゃなかった人まで見に行っては速攻で虜になってしまい、上映後には「人生観変わった!!」なんて叫んでしまうマダムもいらしたとか。
日本人の中から只一人選ばれたらしい某アイドルも「あと1~2回は 余 裕 で 見れる!」とか、やふーの映画評コメも絶賛の嵐。あまりにも凄すぎて「あえてマイナス評価をつけるとすれば」という無理くりなものだし。


お~いみんな~~おちついて~~

これ、リ ハ ー サ ル 映 像 だから(笑)!!!


本番じゃないですよ~~リハーサルですよ~~(笑)。

リハのマイコーは、せいぜい多くて8割。平均してまあ6~7割くらいで軽くやってます。そりゃそうです、リハなんですから(笑)。
本番前に喉潰すわけにはいきません。どんなプロでも、リハでは本番の為に抑えて抑えてぼそぼそ歌うのが普通です。ゲネプロならほぼ10割でやると思いますが。
ダンスにしたって「型の確認」程度です。まったく、本気ではありません。
参考までにDangerous Tourからリハと本番の比較動画ぺたり。

【リハ】Beat it


※「ぼーんぼーん」はマイコーが言ってます。意味は下の本番動画で。


【本番】Beat it




おわかりいただけただろうか(笑)。
そーいうことなんです…なので…


実現していたら間違いなく人類史上最高のエンターテイメント・ショウでした。

ありとあらゆる人が絶賛して、MJカムバック!やはりあなたがキングだ!!とこぞって手の平を返すだろうと。
(別に現役退いてねーし活動したくてもさせなかったのはどこの誰だよ)
(気分次第でキングだの堕ちただの言う口は一生黙ってろよ。)




もうね、個人的にはヒスツアーで結構不満があったんです。バラードですらリップシンク?セトリも演出もマンネリだろとか、あったんですよ。
今回のはそもそもセトリをファン投票してるので、そうなるとマンネリセトリになるのは致し方なく。
…私何に投票したっけな…確かUnbreakableかな。
まあ、なので、従来のヒット曲のセトリ中心には「またか」の思いがあったのですが。


原曲のイメージを損なうことなく更に別次元に進化しもはや最先端に生まれ変わっておりました。


過去の曲なのに、なんでMJあんたはそーやって何年も先に行っちゃうの???ねえ??おかしいでしょちょっと!!!


もう本当に、どんな美辞麗句も霞むほど素晴らしい出来映えなのですが、MJの死という悲劇のアクシデントであそこまでのクオリティに編集した監督のケニー・オルテガには心からの尊敬と、感謝を。

止まらぬ涙に肩を震わせながら、フィルムの中で輝くMJを世界中のファンに届ける為編集するのは想像を絶する辛さだと思います。
hideの死とXの解散で絶望の底の底にいながらXのベストやライヴ映像に向き合わなくてはいけなかったYOSHIKIのように。

あのフィルムにはどこもかしこも、MJへの愛で溢れていました。
監督も、ダンサーも、ミュージシャンも、裏方さんも、みんなみんな、MJと仕事ができる喜びに顔を子どものようにきらきらと輝かせていました。
MJはそんな周りのスタッフやダンサー達に深い愛で接していて、緊張で遠慮がちにリハするミュージシャンの魅力をもっと引き出そうとさえしていました。
あれほどのスーパースターでありながら謙虚で、愛情に溢れ、そして大変な努力家。

彼が亡くなったなど、微塵も感じさせない。それどころか、次の歌へ続くよと言わんばかりの終わり方に、MJは肉体を失ってもこうして世界中のファンを魔法にかけてくれる。
ここまでの偉業を、あの途轍もない悲しみの中で成し遂げたオルテガは本当に素晴らしいとしか言い様がありません。

この映画の編集で疲れ果ててしまってその後の仕事を自ら降板したそうですが、無理もありません…。
暫くゆっくり休んで欲しいと思います。
オルテガ、本当に有難う。

初日

見てきた…が、感想を書く前に、やはりというかなんというか(笑)、あやつは絶対に行くだろうと思っていた人が、そして行くなら絶対に関係者招待枠だろうと思っていたらやっぱり行きやがったwwwという事でこちらの記事↓

YOSHIKI、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』に号泣


てかwwwwポップコーンwwww
よっちゃんそれさ、ThrillerのSFみたいに画面見ながら食い散らかしたりしてみるといいよ。どうせやるならそこまでやるといいよ。

明日のめざましとか「YOSHIKI、マイケルのワールドプレミア出席していた」とか蝶ネクタイが言ってるのが目に浮かびますwww
つかさー、あなたピースサインって完全に一般人の客www


では続きでYOSHIKIも絡めつつネタバレしますので畳みますね。

This is it!!!!!!!!!!!!

公開初日でございます。




どうしようかと思いましたが、どうせ数回は見に行く事になると思うので、とっとと初日に見てきて白旗揚げてこようと思います…。

サントラはまあ別にいいかなーと思うんですけども。
でもまあ、She's out~とかオフザ時代のデモはまあ…聞きたいかな。
コレクターズアイテム…ですな。
ていうか早急にMOONWALKERとDancing the dreamの日本語訳復刊と、Making The THRILLERのデジリマリリースマジでお願い…!!



タイトル曲の方は、もうバックコーラスが兄弟って時点でゲンナリです。

ま た 兄 弟 か 。


しょーがない…んだよなあ。音楽一家だから、家族でグループだったから、しょーがない…んだけど…。


マイコーは、ほんっとにソロ活動したくても「家族でやろうぜ!」と絡んでこられるのが本っ当に嫌だったみたいなので。

だってスリラーツアーじゃなきゃいけなかったのにビクトリーツアー。
オフザウォールツアーがしたかったのに、トライアンフツアー。
(※どっちもJACKSONS)

2000年以降、何度となくジャーメインがジャクソンズ再結成の話もちかけちゃあ、潰れしてたし、全て自分の納得いくように活動したいマイコーにとって、いくら家族とはいえアーティストとしての自由な表現・活動を阻害されつつおんぶに抱っこすぎるのにうんざりしてたっていうのがとてもよくわかる感じ。



けどその曲、ソロ曲の、しかもオフザ時代のアウトテイクですから。
ソロの曲にジャクソンズ… あ~~~。


いや、もうしょうがない…のだろうけど。
でもやっぱりマイコーの「これだ!」の状態で作品てのはリリースされてほすぃ…。

きんぐおぶぽっぷな本

TIIの公開が近付いてきてテレビではなんか特番やってたらしいすね…。
ええ、チェックしてませんでした。
だってたいして詳しくもないタレントとか出演者の余計なトークなんか聞きたくないんだよー。出すならごーたさんか吉岡さんかトライセラ和田さんか小林克也か湯川女史とかでいいんだよー。
更にオヅラとかデーヴとかぜってーいらねーレベルなんだよー。

スマステとクイズ番組が良かったらしいじゃ~ん…(泣)。
もう…まったくノーチェック…(泣)。


でもスマステはかなり興味持つ人増えたようで!!
クイズ番組の方はごーたさんが打ち合わせから監修まで携わったらしいのでそれなら良かっただろうな~~。
ミュージシャンの視点と長年のベテランファンの視点が加わって愛情たっぷりの特集になっただろうに見てない俺涙目wwwwwww


あのもうね、TIIは予告も見てないんです。いちおう一回見たんですけど、なるべくネタバレしないようにと思って、見てないんです。
なんか、見れないです。ちょっとまだ、怖いです。
ニコやつべで過去の映像は全く問題なく見れるんだけどね…。
亡くなる直前のものばかりだと思うと…。

書籍関係はなんか色々出てるけどさすがに出すぎなので買い控えというか、さすがにこれはねーだろ、というのが出てしまうのはもうMJさながら。
「仮面の告白」(これはもうタイトルがいかん)と「マイケル・ジャクソン新伝説」これはNG認定しますた。軽く読んだけどいつもの前者はゴシップ中心「知ったかぶりのマイケルは犯罪者としてグレー」系のやつ。ああおぞましい。
後者は浅い。ただ内容が浅い。

今日は予定になかったけどこれを買いました。

マイケル・ジャクソン 孤独なピーターパン

まだゴシップで叩かれる前の、純粋にスーパースターとして扱われていた頃の本をそのまま復刊。84年のもの。
マイケル自身のインタビューは勿論、家族や関係各所の発言中心ぽかったので買ってみた。
決め手は自伝にも載っていなかったスタジオ54に入り浸っていた頃の写真が満載だったことー。この頃の記述はごーたさん本で初めて知って興味深かったので、最近読む本もなかったしと思い。

あともう一つ、つい最近出たこの本。

文藝別冊 マイケル・ジャクソン KING OF POPの偉大なる功績

ちょっとねえ、某芸能人のインタビューがちょっといらないかなって感じなんだけど…久保田は曲名間違えてるし。
だけどYOSHIKIとの接点を見つけられるキーボーディストのインタビューや、マイコーの講演全文など興味深いものが…。
レビューもいいし買っておこうかなと…。

あと当時はスルーしてたんだけど…「観察日誌」が復刊するという事で…ちょっとタイトルがアレだなあとか、本人が書いてないものはなるべく読まないようにしようと思ってたのもあって当時はスルーしてたんですけど、ごーたさんもバイブルと絶賛してるので読むことにしようかと。

PAGE TOP