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耽美迷宮 袋小路

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知れば知るほど。

TIIの公開で、ファン歴22年の私も初めて目にする部分があり更にMJへの敬愛を深くふかああーーーくしているわけなのですが。

あの頃、ファンになったばかりの頃はマイコーの人柄とかっていうのはインターネット以外のメディアしかないし、おまけに異国の方ですからそれこそ少ない情報にしがみつくしかなく。自伝本が出るまでは「とにかく物凄い恥かしがり屋」ぐらいしかわからなかったですね。
自伝出てからはとにかくドリーマーで、博愛主義で平和主義で、映画大好きすぎて困るのとあとクリエイトするって事、エンターテイナーとしていかに完璧な仕事をするかということ…というような事を考えて実行されてるんだなあとぼんやり感じたわけですが。

自分自身大人になり、ネットという大変便利な情報ツールのおかげで更にMJがどんな事を考えていたのかっていうことも深く掘り下げられるようになり結局ますます惚れてまうやろーー!!!!な状態になっている次第で…。

最近思うのは、あの物凄いダンスとか、フィーリングのままに本能のままにやっているのだろうなと思うんだけど、実は「真似したくなるような振り付け」っていうことにかなり拘って意識的にやっていたんじゃないかと想像…。
マイコーは「come on」っていうのを「シャモン」と歌の中で発音するんですけど、それって「カ」よりも「シャ」で発音した方が聴く人の耳に残りやすいからわざとそうしているんだという話をクインシー辺りが話していて、なるほどなあと…。
だってインタビュー動画とか見れば、マイコーは普通に「come on」を「カモン」って発音するわけです。シャモンとか言いません。
普段の会話でそんな発音しない人が、歌の中でそう発音してるならそりゃ意図的にやっているのだということになるし、じゃあなぜ意図的に変な発音にするのか?という疑問が湧くわけで。
その理由が「聴く人の耳に残りやすい」ってことならば、あんな細かい、歌詞にも含まれてないようなシャウトやフェイクみたいな部分にまでそんな細かい演出を入れる人なら、ダンスの振り付けも相当考えてやってるんだろうなと考えて当然だと思うんです(笑)。

だって、マイコーのムーンウォーク見たら真似したくなるでしょ(笑)?
絶対マイコーのパフォを見ればムンヲク習得したくなるって!だってただ後ろに歩いてるだけ(のように見えて実は違う)なんだから「自分にもできそう」って思うじゃない?で、これがやってみると全然違うと(笑)!!
スムクリのゼログラビティ(前に傾くやつ)だって真似た事のある奴、いるはずだ!少なくとも私はやった(笑)!!もちろん倒れた(笑)!!!

スリラーもビートイットも、SF見てたら一緒に踊りたくなる振り付けだし。
もちろんプロの振り付け師もいるけどもあの「真似したくなる」感は凄いと思う。
TII見た人は気付いたと思うんですが、バックダンサー達は超一流の凄い人たちにも拘らず、一番前のフロントで踊ってるMJにどうしても目が行ったと思います。
どんなにバックダンサーが上手くても、それがわかっていても、同じ振り付けなのになんでこんなにカッコいいんだと思った人達が沢山居ます。ファン以外でも。

それは、まずマイコーはどんなに踊っても身体の軸が全くぶれない、首が揺れたりしないってことなんです。
そして身長178cmと決してそれほど大きい体格ではないのですが、生まれもったあの長い手足というスタイルの良さも加わり、どんなポーズも優雅に決まるんです。



もう踊る為に生まれてきたとしか言えないスタイル。
そこへ来て、天才的なリズム感。
この二つをもう生まれながらに持っているうえに、ここからが重要なんですが物凄い練習の鬼でした。

コンサートの前後に3時間練習を積むんです。ひとりで。

MJは物凄い完璧主義者です。例えば前日のライヴでミスした部分をミスしないようにとかそういったことも含め、客に完璧なものを見せる!という意識が恐ろしく高いプロ中のプロです。だからその日のライヴの前後にひとりで3時間ものレッスンを積む。これはつまり、一日で3回もライヴできるだけのスタミナも持っているということにもなります。
MJ、食に興味があまりなく小食でベジタリアン(鳥だけは医者に言われて食べている)だというのにどっからそんなスタミナが湧いてくるのでしょうか???もう何もかも常軌を逸していてわかりませ~~んwww

有名な話ですが、マイコーの泊まったホテルの部屋の床を「水浸しだから掃除してくれ」と言われ掃除しに行ったら本当に凄い水浸しで何かと思ったら、MJの汗だったと…。

確かに、ずっと踊ってると私みたいな凡人でも汗だくになりますけど水浸しになるほどの汗って…もう想像付きませんwwwwww無理wwww


あっなんかまたデジャヴwwwよっちゃんがスタジオにこもってひたすらドラムの練習連続12時間とか…(笑/トイレ休憩があるにせよ)思い出したwww


マイコーはインタビュー嫌いもあってか、そういった製作の舞台裏はほとんど見せてきませんでした。撮影のメイキングは沢山あっても、そこに到達するまでのMJのアイデア出しとか、企画からのプロセスとか、そういったことを自分からべらべら喋る人でもなかったし、インタビュー嫌いもあって話す機会が少なかったのも原因だと思います。
 でも、それすら意図的にやっていたのだと思えてきます。

客に非日常を見せる。その為に、「裏でこんなに努力しているんだよ」というのを見せるのはマジックの種明かしと同じでつまらない。いきなり見せて、驚かせたい。「一体どうなっているんだ???」といわせたい。
 
だからどんなに誤解されても、ステージのマジック性を保つ為に製作の過程を公開してこなかったんじゃないかと思います。これは、アーティストしてのプライドってことですよね。 もうTIIを見た今、そうとしか思えませんwww

今まで割と本能というか天才のインスピレーションで突き進んでる方が多いと思ってましたが、もちろんそれもありつつ、相当緻密に計算し考え抜かれているのだということなんだと思います。
だって、よく考えたらキャリア45年ですよ(笑)。子どもの頃からアイドルで、人前で喋る時は、マイクの持ち方、ステージでのマイクの使い方、このコードで前に出る、ここで兄弟たちと同じ振り付けをする、JBやアステアのステップはこんな場面で取り入れていた、ここで静止してお客さんを沸かせる(間とか余韻)…そういったことをあんな小さい頃から最前線でずっとやってきてそれを全てモノにしてるんですから、そりゃあもうダンスの振り付けだって「真似したくなる」を基準に考えてるんじゃないかという私の妄想もあながち的外れではない気がするんだぜwww

知れば知るほど…恐るべし、エンターテイメントの神様…!!愛が天井知らずです(笑)!!!
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