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88バドツアウェンブリー

88BADツアーウェンブリー上映会に行ってきました。

konozama発動されていたことと、一人で観る勇気がなかったので。

行ってきてよかったです。
ずっと待ち続けた88年バドツア映像のソフト化。本当に念願でした。念願の一つでした。

今年はBAD25周年ですが、私もマイコーファン歴25年です。同い年です。
87年の来日でファンになりましたので。

まだ子供で、コンサートなんて行かせてもらえない。
チケットなんてお金持ちしか買えないんじゃないかと思って、三年間、Xに出会うまで私はひたすらバドツア横スタ87を毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日……見ていました。

もうメイクで黒く隠していたけれども、あの肌の色も体型もそれ以外も言うまでもなく、思い入れが一番ある時期がバド期です。
そして88年からのバドツアは、既に数曲リップシンクが始まっていたにせよ、「真のバドツア」です。
87年のオフザ、スリラー中心ではなくBAD中心のセトリ構成になりました。

87年の来日映像は当時録画して永久保存していますが、88年はテレビ放送もなく、またそれ以外にバドツアも見る手段もなく、本当に本当に、切望していました。

インターネットという技術のおかげで動画として88バドツアに触れられた時は本当に感動しました…。
そしていつかこれが公式に映像化されることを夢見ながら、動画を漁る日々でした。
ウェンブリーは正にファンが「あの伝説の」でした。
フルで見たことはないものの、ちょいちょいつまみ食い状態で動画を見ていましたね。

で、今回のって、MJが持っていたVHSをマスターにしてNASAが画質向上させた という事なんだそうで…。

VHS。ベーカムとかの本格的マスターじゃなくて、VHS。

何故そんなものを…。あれだけ物凄い本数のツアーだったのだからプロショットがたくさんあるはず。
山ほどプロショットの海賊版出てます←

とはいえ、「MJが持っていたVHSがマスター」となると、それはそれで意味合いも変わってきたり…。
確認のために、マイコーが見たかもしれないわけですよ。
この時はこうだったんだなとか、あそこが良くなかったとか、こうソファに座りながら凄く真剣な顔で、顎に手を添えたりなんかしながら…。
ちょっとそんなマイコーの隣に座って、声はかけられないけど一緒に見てる感があっていいじゃないですか///////////////←

でまあ、見たわけですよ。
椎名さんこの時点でガソリン3杯目喰らってました。

泣きました。
涙出ました。

あの頃、毎日毎日毎日毎日毎日毎日見ていた彼の姿。笑顔。大きな手。声。
そのままでした。でも、初めて会うような。けれどずっと待っていた人でした。

ああ、本当に出たんだ…会えたんだ。
25年経ったなんて信じられない…アップになるともうカッコよくてカッコよくて…。

カッコよくて…動きなんかもう信じられない人間の動きとは思えなくて…あの頃毎日毎日見た彼のままで…。

でも居ないんですよ。
居ないんです。彼はもう。

逆に、居なくならなきゃこの映像は世に出なかったんです。
だから今、世界中のファンの手元にあるんです。

なんで居ないのに…彼はあんなに、生き生きしてるんでしょうか。
この感覚はTII初見の時と一緒ですわ。つらい。

画面の中で彼は、人間の美しさを類稀な才能を発揮して表現してる。
神様の遣いのように彼の叡智がそこらじゅうに煌めいてるみたいで、音楽を操るさまは本当に、美しいです。
シェリル・クロウのとのキャンストは以前よりも更にセクシーに絡んでいて、この曲は音源よりもナマの方が何倍もいいとTIIで同じ事思ったのを思い出して。
Dirty Dianaでは白いテントの演出に物語を観客に想像させるし、She's out~ではファンとダンスまでしてしまう、素人の女の子を7万以上の観客が見てるステージの上で自然にパフォーマンスに引きこむアドリブにただただ驚嘆したり。
Human Natureのアウトロでのパントマイムはもう…芸術としか言いようがなくて。
ラストのメンバー紹介ではバックミュージシャンと同じフリをして踊ったりするのがもうとにかく滅茶苦茶滅茶苦茶かわいくて!!!!!!

他にも色々あるのですが、本編だけで他の映像などなど、まだこれからなのです。
現物は上映会帰宅後、届いていましたがまだ開けていません。
これから開けます(笑)。とりあえず雑感として…。


皮肉なリリースの仕方ではあるけれど、25年待ち続けていたものが、出ました。
この作品の中に25年目にしてようやく出会えた彼が、まるで生きているみたいに目の前に現れる…。
その奇跡がただ切なくて、嬉しいです。

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「叔父のレガシーは、おもちゃじゃない」

下のエントリで少し触れましたが、改めて「Michael」の感想行きたいと思います。


え~なんというかブックレットデザインや盤面などもこう、「やっつけ感」があります。
まあ仕方ありません。本人が居ませんから。
CDケース開けてディスクを取ると、ただの青。なんの変哲も無い、青のベタ塗り。まあ今までもそんなのがなかったわけじゃないですけどね。
仕方ありません。本人が居ませんから。

全体を聞いた感想
数曲はMJの目も手も行き届いた素晴らしい楽曲がありますが、全体を通すと「薄い、軽い、物足りない」です。
MJのアルバムというのは再生ボタンを押してからディスクが止まるまで、息もつかせぬほどMJの世界が詰まりに詰まっております。
唯一無二。「This is MICHAEL JACKSON!!」という感じが、薄い。
まあ仕方ありません。本人が居ませんから。
生前彼が残した未完成の彼の欠片を繋ぎ合わせて一枚に纏め上げたテディ・ライリーには本当に、有難うございますと言いたいです。
TIIを泣きながら完成させたオルテガ同様に…。


大抵どの曲も好きです。レニー・クラヴィッツとのコラボのAnother dayはあんまり好きじゃないかなw。
あとは好きです。特に、特に「The way you love me」が素晴らしいです。
イントロの「This is simple melody...」という呟きから始まり、「on drums...ツクタクツクタク…」とお得意のボイパをさらっと披露。
この部分はノイズ加工がされ、その後ピアノのタッタッタッタッ…♪というMJがイントロで呟いたまさにシンプルなメロディが前奏となっています。
生存時に出た「Ultimate collection」でデモとして収録されていたので「あ~あ~、これか~!!ww」とデモから完成版(おそらく)と聴けたのはファン冥利に尽きますww
Behind the maskは「Thriller」に収録されるはずだったあのYMOのカヴァー。
原曲を聞いてみましたがほとんどそのままというか。でも、MJが歌うともうどこまでもMICHAEL JACKSONというかwww
もうあの圧倒的なヴォーカル!!Thrillerの頃なので声が若い~~~wwww声量が凄いからノイズになってる部分あるしwwでもそこもご愛嬌ww
マイコーの圧倒的な歌唱力が感じられて好きww
またDangerousツアーのライヴ音声が効果的にサンプリングされてるのがにくいっ!!
実際、原曲の素材もサンプリングされてたりしてるそうですー。
Hollywood tonightのカッコよさ!!もう!!カッコいいMJそのものの曲!!ボイパが全体にリズムの一部としてサンプリングされてるとこもMJらしくて、そしてテディらしい仕上げww
Keep your heads upはOn the lineとかCryとかの壮大なバラード系。凄くいい曲。
Hold my handsはエイコンとのデュエット。正直もっとマイコーの声を聞かせてって感じなんだけどwwwwでもあのヴォーカルがすっと入ってくるともう言葉にならない。スピーチレス。
どうしてこの人はこんな素晴らしいメッセージをこんな素晴らしい歌声で、素晴らしいヴォーカル力で聴かせる事が出来るんだろう。それもすっと簡単にやってるように聴こえるのが凄い。
MonsterはこれまでのThrillerやGhosts、Threatendなどのホラー系…かと思いきや、PrivacyやTabloid junkieのようなマスゴミ批判系。
要はおまえたち善人ヅラしてるけどやってる事はクズ以下、お前たちは全員モンスターだぞと言ってる、そういう皮肉たっぷりだけど楽曲はエンターテイメントしてる、まるでこれでSFを作る事まで想定していたかのような。
見てみたかったなあ…。バックコーラスが他の人なんだよね、そうじゃなくてMJ本人…(苦笑)のを重ねた方が素晴らしいんだけど。
ま、素材が無かったんでしょ(爆)。
Best of joyは前トラックのMonster明けからマイコーのあの、とてつもなく美しい、澄んだ歌声がイントロも無くいきなり始まるので、前曲の濁った感触をいきなり全部洗い流してくれるような、もう心まで洗われてしまうような、何か許しまで得てしまったような
そんなどこまでも澄み切った美しさと優しさと愛情に包まれてしまってもう、マイコーがあの笑顔で楽しそうに歌っている表情までありありと浮かぶよう。もうほんとに名曲すぎます。
Breaking News、このアルバムの解禁として先陣切った楽曲。これもPrivacyとかのメディア批判系。ヴォーカルにヴォコーダーかけてる部分とかも効果的でカッコいいと思います。
Another dayは沢山の人が言ってるように、流出バージョンのがカッコいいとオモwww
Much too soonはコレは…か~なりMJの中では珍しいアコースティックな楽曲!ちょっとモータウン時代を髣髴とさせるクラシックな感じが逆に新鮮!
ヴォーカルはほんとに軽く歌ってるのでこれは仮歌テイクっぽいですね。でもそのラフな感じに漂う優しさ…この優しさに包まれてこのアルバムは終わり。…で、また最初から聴きたくなってしまう!!www



で。



ここまで楽曲感想終わり。
いくつか…楽曲の感想に温度差があるの気がついたでしょうか?

下のエントリで書きました。「カシオトラックはMJじゃない」と。MJ本人が歌ってないものがあると。
カシオトラックとは、生前から家族ぐるみで親交のあったエディ・カシオという人物が作った曲が「カシオトラック」と呼ばれていてアルバムには3曲入ってる。
「Breaking news」「Monster」「Keep your heads up」…これらは、アルバムに収録されてるヴォーカルはMJ本人ではなく、マイコーの歌声そっくりさんのもの。
そのそっくりさんとはジェイソン・マラカイなるMJの名前のスペルをアナグラムにして芸名にして活躍してるインディーズ・アーティスト。
椎名はこのアルバムのアナウンスが出る前に「7even」というタイトルで所謂「流出モノ」を聴きました。
MJがずっと新作用にレコーディングしてたものだと。つってもインヴィ時にリリースされたシングルのカップリングや甥っ子に提供した昔の曲とかも入ってたりして、海賊版とでも言えばいいのか…。
その7evenには一部別人が歌ったものが紛れていて、よ~~~~く似てます。どう聴いてもMJ本人だとしか思えないほどに。



でも、やっぱり別人なんです。特にビブラート。マイコーはあんなか細いビブラートじゃない。よく聴くと声色の微妙な違いも見えてくる。
声の張りが違う。「あれ?これ本人かと思ったけど違うじゃん?」ということは、そのそっくりさんを少し聴いていけばわかると。

で、今回の未発表曲集は発売前に最初に解禁になった「Breaking News」がマイコー本人の声じゃないと騒動になったと。
私はその騒動は知らなかったけど、聴いていて違和感はありました。でも、曲自体は「カッコいい!!!!」と思ったので。
ヴォーカル自体に違和感はあったんだけど、そういう歌い方かな?とか。
だっていきなりそんな、別人の声でMJですって言い張る曲が解禁になるとは誰も思わないやん…www
その騒動を受けてンニーも声紋鑑定までして本人だと言い張り、日本版ライナーノーツを書いたMJ研究の第1人者としてすっかり有名なごーたさんもMJ本人の声だと書いてる。

いやいや、そんなんごまかされませんから。騙されませんから。
長年しつこく聞いてきた、聞き込んできたファンなめてんのか。わかんねーわけねーだろ。
マイコーの家族がずっと、「収録される数曲の中にMJが歌ってないものがあるからそれを外してくれ」と訴えてきたにもかかわらず…。それらは収録された。

ひどい話です…。

そりゃ、マイコーは亡くなってしまいましたから。ありものの素材で間に合わせなきゃいけません。
でも「別人」が歌ったものをわざわざマイコー本人名義だと言う必要が何処にあるのか。
というか、だったら尚更偽者ってのは勘違いでちゃんと本人なんじゃね?と思うかもしれません。

違うから。

聴きゃ判る。あれは、MJの声じゃない。MJの歌い方じゃない。よく似せているけど、「よく似せているだけのそっくりさん」が本人と同じはずが無いだろうがっ!!
どうせやるなら堂々と、「この曲を世に送り出すためにこの世で最もMJに近い歌声を持つマラカイにMJの魂を込めてもらった」とでも言えばまだ、マイコーへのリスペクトが感じられるものを!

ごーたさんがライナーノーツで疑惑の曲を「マイケルの声だと確信している」と言ってるのはもう、しょうがないと思う。
っていうか、ごーたさんが気付いてないわけないから。でもこうやってマイコー本人名義の作品にライナーノーツを書く立場である以上、「ンニーに雇われて書いている」立場で、「マイケルの声じゃない」なんて、
たとえ書いたとしてもンニー側に書き直すよう要求されるに決まっています。そういうもんなんです。そうじゃないとンニーの監修を通らない。
だってリリースするのはごーたさんではなく、ンニーなんですから。そのンニーがこれはマイケルジャクソンですって言ってるんだから、白も黒になるんです。
な ら な い け ど な ! ! ! 

いくらテクノロジーを使ってMJの声に近づけようとしても、MJ本人の声を重ねても、ごまかされませんから!!


それでも…その「贋作」wはとてもいい出来だと思います。贋作は贋作として楽しんでます。たまに聴くならいいかなw(ただHollywood~にも若干あやしい箇所が…ほとんどマイコーなんだけど)
で、所謂カシオトラック以外の曲が…もう…これがもう…言葉にならない…ああ、もう上で書きましたね…www
もう聞きほれてしまう。うへぁ~~~ってぐにゃぐにゃになってしまうの。
ああ、マイコーの声。これがマイコーの声。マイコーの歌。
まだあなたはここに居る。そう思えるほどに。

These are not MJ

色々書いてるんだけどこれだけは。



カシオトラックは、MJじゃない。




誰が何と言おうと、私は自分の耳を信じる。和田さんじゃないけど、でもそう。悪いけど、カシオトラックは違う。

家族達だって違うと言っているし、その曲を収録するなと訴えてきた。
私は暫くマイコーのニュースを避けてきた。凹むから。だからアルバム「Michael」について、特にカシオトラックについての騒動はアルバム発売後の最近知ったばかり。

けどね、判るんですよ。どう聞いたって違います。
アルバム収録順に聴いたって、特にMonster→Best of joyと聴いたって判るよ。判るはずだよ…。

連打(汗)

よっちゃんのお誕生日もめでたくつつがなくとどこおりなく過ぎたところで。




マイコーです。>VISION




マイコーです。>MICHAEL




…アルバムのほうはどうにかならんかったんか…(汗)?
ジャケットワークとタイトルが…(汗)。


ああ、本人が居ない、ってこういうことなんですよね…この感覚久しぶりに味わいました…orz


ネタばれを極力避けているのですが、Breaking Newsや、AKONとのデュエットHold my handとか…もう…。
なんかもう…ね…。
可能性が、まだまだいっぱいあったなって…。



うーん…まだ…色々言葉にするのは難しい…彼の死は…。
太陽と離れたら暮らしていけないでしょう?それと一緒だったわけですから私にとっての彼は…。


とりあえずVISIONに関しては買うのが出遅れたので、発売日以降じゃないと手許に届かないんだよう。

JUNE





6月ですね。


そしてこれはHuman Nature
ピンクのライトはHuman Nature
ピンクのライトなくてもこのポーズだけでわかりますけどね。
1年前は、まだ一生懸命リハしていましたね。


実は私TIIブルレイを買ったはいいんですが、見てません。
というか、見れません。

劇場で見るのはいいんですよ。みんなで見るから…。
でも、おうちで見る時って、一人で向き合うじゃないですか…。
ちょっとまだ、自信ないです。怖いです。
一人でこの、彼の生前最後の姿に向き合うのは怖いです。
26日は頑張って見ようか…な…と思ってるんですけど…。

きたああああああ!!!





きたぜTHIS IS IT!! 



しかし!!…しかし、まだ見れない…!!
げんこうしてるんです・・・。

なんかお台場でイベントやったらしいじゃーん。


そうるとれいんは発売延期になりますた・・・。
しょんぼり。

「愛と哀しみの真実」

以前からちらほら聞いていた12/16日テレのMJ特集は、社会貢献やMJの人間性に焦点を当てた報道ドキュメンタリー…てのは聞いてましたけど、


まさか小松女史が製作に関っているとは(爆)。


てかなんで小松女史だったんだろう…。
まあ、なんていうか彼女ならまあそれなりにいいもの作るとは思うんですけど…一応…よったんの自伝も手がけたお人やし…。

彼女がその番組の内容をちょろっと話してる動画を見たのですが、ライアン君のことやら、例のルーマニア孤児院の話(衛生環境最悪すぎて「今すぐ綺麗な環境にしないと明日のライヴやらないよ」事件)やらされてました。
私はマニラのクリスマスの話が好きなんだけどそれやってくれんかな…あれは号泣必至…。


まあなんていうんですかね、こういう、MJが生涯かけてやってきたことをメディアできちんと放送してくれる(?放送前なので不明)のはいいんですけども。


生 き て る う ち に や れ よ 



死なないと評価できないのか。
死なないと興味持てないのか。
死なないと讃えられないのか。
死なないと向き合えないのか。


あれほど偉大な人を、何故生きてる時にきちんと評価して、伝えなかった?
知っていたでしょう?ギネス級の個人寄付金額のこと。
どこへ行っても、必ず施設を周りこどもたちを励ましてきた事。
パパラッチさんとやらは、必ずどこにでもいたんですから、知っていたでしょうよ。

知っていたくせに。
知っていて知らせなかったくせに。
「スーパースターの慈善活動はカネにならないから」ですか。
そんで、死んだらカネになるから慈善活動のことも報道して'あげる’んですか。


Human nature…人間なんてそんなもの、ですか。

だからって、そこで止まるなよ。
それを免罪符にするなよ。
また同じ事を繰り返すだろうが。

今ウッズが叩かれているのも何かとても嫌な感じ。
わざわざ浮気相手が白人ばかりだというふうに際立たせてるのも、凄く嫌な感じ。
ウッズが'黒人'のスーパースター級のアスリートだからでしょうか?


いやな感じ。

納得。

このインタビューの和訳を某所で拝見しまして。⇒


例のNot itを見てからもやもやしたものが繋がりました。
MJは、何故あんなに激ヤセしてしまったのか。もう骨と皮同然。178センチで死亡時には49kgしかありませんでした。
そこまで衰弱した原因、とは。読んでみたら以前確かどこかで読んだ内容でした。たぶん、TIIより少し前くらいの…。

************************************************************
Cory, I can’t tour anymore. I’m not gonna tour anymore. Ok?
Because it will kill me.
Well, remember when I was preparing for my concert and I passed out at the Sony Studio?
Well, it’s because when I get ready for a tour I get dehydrated. I don’t eat. I don’t drink. I don’t sleep.
I put so much of myself into preparing for a tour.
I’m not doing it on purpose. This is just something I don’t think about anymore. You understand?
I’ve just become so driven that I can’t even think about these things anymore. They made me walk around with an IV last time.
So I just decided, my doctors decided that maybe you shouldn’t do this anymore.'
I’ll do albums till I can’t do it anymore, but I just can’t tour.’

コリー、ツアーはもう出来ないし、もうやらないよ?
死んでしまう。
コンサート準備でソニースタジオで気を失ったのを覚えてるだろう?
ツアー準備になると、脱水にはなるし、食べないし、飲まないし、眠れないし、ツアー準備に自分を追い込んでしまう。
そうしようと思ってそうする訳じゃないんだけど、とにかくもうそういうのは考えられないんだよ、分かるだろう?
もうそういった事は考えられない位追い込まれてる。前回は点滴をつけて歩かされたんだから。
だから僕は決めたんだよ、医者ももうやらない方がいいだろうと言ってるし。
アルバムは精根尽き果てるまでやるよ、ただ、もうツアーは出来ないんだ。

************************************************************

これをどこかで読んだ時は、TIIの衰弱したMJを見る前だったと思います。
理解できなかったんですね、マイコーの言ってることが。「ツアーをやると僕は死んでしまう」ってことが。
もしあの激ヤセしたマイコーを見てからこの発言を見たらすぐに納得できたと思うのですが、理解できなかったことを覚えているのでTIIより前にどこかで読んだんだと思うんです。

ツアーが嫌いなことも、ライヴ後はアドレナリンが出過ぎて眠れないとずっと言ってきたのでそれは知っていましたが、リハの段階からこれでは、そりゃあそこまで痩せるはずです。

私はNot itを見てから、マイコーは実はライヴをやりたくないのにやらされていたのでは?と思ってしまったんですが、あのステージ中毒のMJがやりたくないなんてことはないだろうと。
きっと最後のその瞬間まで、アーティストとして、パフォーマーとして、ファンの為に全力を尽くし、そして倒れてしまったんだ。

そう言い聞かせてました。そうじゃなきゃ納得できない。
嫌々やるなんて、MJ自身がアーティストしてのアイデンティティとキャリアを否定する事になる。クリエイトする事が大好きだという人なのに、そんなわけは絶対に無いと。あの異常なほどの完璧主義者が嫌々やったりしないだろう自分のステージを!とその考えを打ち消してきました。でも確信がなかったわけです。
ツアーメンバーも「マイケルは病気だったのって聞かれるけどそれは違う。彼は健康だった。何の問題もなかった」とミュージシャンもダンサーも言っていたので、その発言と繋がるんですよね。

つまりMJはツアーに集中するあまり、基本的な体調管理「飲食・就寝」すら自分でコントロールできなくなる


やはり彼は、まっすぐステージに向かって走っていたんだと…。
その向うで待っている私たちファンの為に、完璧なものを見せる為に…。
こういう言い方は不謹慎かもしれないけど、実現こそしなかったものの、そこまで全力を出し切って自分のパフォーマンスに打ち込んでいる最中に倒れる、というのはある意味芸術家にとって本望と呼べるんじゃないか…?

そう思えてきました。


しかし完璧なものを見せるために努力すればするほど体調管理できなくなるとは…。
もしもっとMJがプロのアスリート感覚をもっていれば、食事も睡眠もきちんとコントロールできたかもしれない…。
よっちゃんなんかは、オリンピック選手並の食事制限をしてますし。
ただ、不眠症なんだよなあ…よっちゃんも。

再上映!!!

うををををををおおおおお!!!!


THIS IS IT!!
THIS IS IT!!
THIS IS IT!!!!


再 上 映 キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!


今月19日から!!


マイコーすごいよマイコー!あなたどこまで奇跡の人なんだ!!


もちろん、まだまだ見に行くぜえええ!!






なんか関連して色々ニュースが。

■マイケル「スリラー」史上最高2900万枚突破 イーグルスのベスト盤と並ぶ
亡くなってから売れた枚数のことでしょこれ。そう書けよ。亡くなってからの売上が「貢献した」じゃなくてさ。THRILLER自体は数年前に一億枚突破して新たに自分のギネス記録上書きしてるんだから。
イーグルスのベスト盤だったらBADだって抜いてるよ…。

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