2012/09/23 Category : MJ 88バドツアウェンブリー 88BADツアーウェンブリー上映会に行ってきました。konozama発動されていたことと、一人で観る勇気がなかったので。行ってきてよかったです。ずっと待ち続けた88年バドツア映像のソフト化。本当に念願でした。念願の一つでした。今年はBAD25周年ですが、私もマイコーファン歴25年です。同い年です。87年の来日でファンになりましたので。まだ子供で、コンサートなんて行かせてもらえない。チケットなんてお金持ちしか買えないんじゃないかと思って、三年間、Xに出会うまで私はひたすらバドツア横スタ87を毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日……見ていました。もうメイクで黒く隠していたけれども、あの肌の色も体型もそれ以外も言うまでもなく、思い入れが一番ある時期がバド期です。そして88年からのバドツアは、既に数曲リップシンクが始まっていたにせよ、「真のバドツア」です。87年のオフザ、スリラー中心ではなくBAD中心のセトリ構成になりました。87年の来日映像は当時録画して永久保存していますが、88年はテレビ放送もなく、またそれ以外にバドツアも見る手段もなく、本当に本当に、切望していました。インターネットという技術のおかげで動画として88バドツアに触れられた時は本当に感動しました…。そしていつかこれが公式に映像化されることを夢見ながら、動画を漁る日々でした。ウェンブリーは正にファンが「あの伝説の」でした。フルで見たことはないものの、ちょいちょいつまみ食い状態で動画を見ていましたね。で、今回のって、MJが持っていたVHSをマスターにしてNASAが画質向上させた という事なんだそうで…。VHS。ベーカムとかの本格的マスターじゃなくて、VHS。何故そんなものを…。あれだけ物凄い本数のツアーだったのだからプロショットがたくさんあるはず。山ほどプロショットの海賊版出てます←とはいえ、「MJが持っていたVHSがマスター」となると、それはそれで意味合いも変わってきたり…。確認のために、マイコーが見たかもしれないわけですよ。この時はこうだったんだなとか、あそこが良くなかったとか、こうソファに座りながら凄く真剣な顔で、顎に手を添えたりなんかしながら…。ちょっとそんなマイコーの隣に座って、声はかけられないけど一緒に見てる感があっていいじゃないですか///////////////←でまあ、見たわけですよ。椎名さんこの時点でガソリン3杯目喰らってました。泣きました。涙出ました。あの頃、毎日毎日毎日毎日毎日毎日見ていた彼の姿。笑顔。大きな手。声。そのままでした。でも、初めて会うような。けれどずっと待っていた人でした。ああ、本当に出たんだ…会えたんだ。25年経ったなんて信じられない…アップになるともうカッコよくてカッコよくて…。カッコよくて…動きなんかもう信じられない人間の動きとは思えなくて…あの頃毎日毎日見た彼のままで…。でも居ないんですよ。居ないんです。彼はもう。逆に、居なくならなきゃこの映像は世に出なかったんです。だから今、世界中のファンの手元にあるんです。なんで居ないのに…彼はあんなに、生き生きしてるんでしょうか。この感覚はTII初見の時と一緒ですわ。つらい。画面の中で彼は、人間の美しさを類稀な才能を発揮して表現してる。神様の遣いのように彼の叡智がそこらじゅうに煌めいてるみたいで、音楽を操るさまは本当に、美しいです。シェリル・クロウのとのキャンストは以前よりも更にセクシーに絡んでいて、この曲は音源よりもナマの方が何倍もいいとTIIで同じ事思ったのを思い出して。Dirty Dianaでは白いテントの演出に物語を観客に想像させるし、She's out~ではファンとダンスまでしてしまう、素人の女の子を7万以上の観客が見てるステージの上で自然にパフォーマンスに引きこむアドリブにただただ驚嘆したり。Human Natureのアウトロでのパントマイムはもう…芸術としか言いようがなくて。ラストのメンバー紹介ではバックミュージシャンと同じフリをして踊ったりするのがもうとにかく滅茶苦茶滅茶苦茶かわいくて!!!!!!他にも色々あるのですが、本編だけで他の映像などなど、まだこれからなのです。現物は上映会帰宅後、届いていましたがまだ開けていません。これから開けます(笑)。とりあえず雑感として…。皮肉なリリースの仕方ではあるけれど、25年待ち続けていたものが、出ました。この作品の中に25年目にしてようやく出会えた彼が、まるで生きているみたいに目の前に現れる…。その奇跡がただ切なくて、嬉しいです。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword