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耽美迷宮 袋小路

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読了

ごーたさんのMJ本読み終えた。
大変、よい本でした。

ただこれ、教科書っつーよりはごーたさんのMJ論、て感じなのでやっぱり教科書は言いすぎだと思われ…。と、読み終わっても思いました。
ただ今回「なるほど!」と思ったのは、小さい頃からショービジネスの世界におり、父ジョーの虐待、失った子供時代云々というのは原因はそれだけではなく、エホバの敬虔な信者であった事も原因の一つではないか?
…という部分が目から鱗でした。

最愛の母の信じる宗教に入信し敬虔な信者となったものの、その厳しい戒律にバースデーもクリスマスも祝えない。
それを否定する事はマイケル自身のアイデンティティを自分で否定してしまう事。だから、子供次代を失ったことをショービジネスのせいにしている部分もあるとごーたさんは書いていて、そこは今まで誰も言ってこなかったので一理あるかもと思ってしまいました。

でも結構ホームパーティなんかは盛んにやってたような。
映像残ってるんだもん。大家族だから当然親戚も多い。
それこそちびマイコーの頃からのホームビデオがある。

そうだなあ、同年代の友達が居た、っていう話は聞かないんだよね本当に。
そういう証言とかが出てきてないもの。全くといっていいほど。
幼馴染でよく遊んだ、とかも。
「信じられるのは家族だけ」っていう、周りの声、それこそジョーパパやキャサママ達が子供たちを守るために周りから引き離していった…。
余裕でやりそうだから怖いなあ。

ただ、ラトーヤと一緒にNYで住むようになってからは楽しそうな感じで。
この辺の事は自伝にも書いてないので知らんかったわ。

「僕は完璧主義すぎるのが欠点なんだ」っていうくだりは…デジャヴ(笑)。
あ~~あの人を思い出すよ~(笑)。
未だにまともにソロユニットでCD一枚も出せないあのユニットをひたすら10年以上も作り続けてる「サクラダファミリア」状態のVUK…のリーダーのあの人を…(笑)。

でも、そのYさんとマイコー。同じキーボーディストをパートナーにしているんですよねえ…。
よっちゃんとはそのキーボーディスト、ブラッド・バクサーと今でも仕事してんのかしら。解散前は仕事してたみたいだけど…。

数年前に来日した時二人は初顔合わせしたわけですが、マイコーはよっちゃんの事知ってたんです。紹介される直前「あのYOSHIKI?」って言ってたそうなので…。
そりゃ、同じキーボーディストが共通のスタッフで、ましてやよっちゃんのスタジオをマイコーがレコーディングで使ってりゃあ、そりゃあ(笑)。

でもその完璧主義のくだり、マイコーは「作品は永遠に残るからなんだ。」っていうとこ、まさによっちゃんと同じです。
「作品は永遠に残る。自分は10年、20年と色あせない音楽を作りたい」

ここまでの意識を持ってやってる人って実はそうは多くないと思うんですよね…。思っていても、本当に判っていて作っている人が少ないんじゃないかと思うんです。「今売れればそれでいい」そういう方が多いんじゃないすかね。どれとは、あえて言いませんがーー。

あ~あ、かえすがえすも…見たかったよ。夢のコラボ…。
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