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耽美迷宮 袋小路

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ksykは俺の嫁

最近プレイリストがマンネリ化していたのでずっと保留にしていたPerfumeちゃん「GAME」を投下しました。


…ystk、あんた何て物を作ったのよ。


今や大ブレイクしてしまった彼女たちの魅力はわざわざ私なんかが語らなくてもココのレビューをざっと読めばこの異様なまでの熱が判る筈で。


あれはおととしの五月くらいでしたか。ニコでやけに上がっている無名のアイドルユニットの動画があってそれが彼女達でした。
確かエレクトロ・ワールドらの近未来三部作と呼ばれるやつですね。パーフェクトスター~、も見た気がする。

えらい面白いコンセプトのアイドルだなというインパクトと、今時珍しいまでのどキャッチーな必殺メロディーがピコピコ電子テクノサウンドに乗って、これまた風変わりな振り付けをキビキビとキメるアクターズスクール仕込みの少女達ときたら、女性アイドルに全く興味のない私でも、そりゃあ忘れられんでしょ!

というくらい記憶に刻み込まれ てしまい(笑)、数ヶ月後に発行された最新の「QUICK JAPAN」で初の表紙巻頭特集を組まれたのを見た時には書店で思わず鳥肌立ってしまったんですよね。
何か…起きるなという熱をもう発してた気がします。私がニコで見た時には既にそれはもう起きていたんだと今は思えます。
ただ同時に、あの雑誌だけで盛り上がっていても箱庭的ブレイクで終わってしまうという危惧も感じてたりで。それは勿体無いと。

サブカル的な人気を得て、私にはすっかり売れた感のある彼女たちでしたけど、解散の危機が迫っているなんて事までは知らない、ぐらいのスタンスでした。

ただ前述の雑誌特集には何故だか目を通してしまったり、時折動画に触れてみて盛り上がりを確認してみたり、久しぶりに音を聞いてystk氏の鬼才っぷりに戦慄してみたりするくらいの事はちょこちょこしていた中に、ようやくあのCMを目にする日が来て。

TVCMというフィールドまで上がって来た彼女たちの姿に「良かったなあ(泣)」という思いと「でも次のリリースが勝負」とどっちの思いもありました。ある程度これで安心かなっていうのもあったんですけど、けど、



……ここまでとは(汗)。


夏フェスで死にそうになるとか入場制限かかるとか何事なのよ(笑)!!
愛されっぷりが尋常じゃないよね。今年中はずっとお祝いモードかしら(笑)。


今こうして改めて、きちんと音に向き合って初めて思うのですが、Xに出会ったとき、そしてそこからジャパニーズオリジナルの、ヴィジュアルロックの幕が開けたとき、マリスが出てきた時、いつも「新しい事をやっている人たち」というのは、今自分たちが演っている事に対する誇りとそれに対する愛情、絶対にコレで世の中を動かせるという自信に満ち溢れています。
それがアーティスト自身のオーラとなって自らを輝かせ、周りを巻き込み、「本物」に飢えていたリスナーが先導者となって後にアーティストを一般的なブレイクと連れて行きます。その様を、見てきました。

それと同じ事が彼女達に起こっているんですね。

そこまでになるとは、思ってなかったんです(笑)。


だってこれは「一般的に認知された」では済まされないです。

尼のレビューを見れば、この売れ方がどれほど異常な事なのかわかります。
1ウン年ぶりにCDを予約して買った、普段邦楽はほとんど聴かない、洋楽のロックばかり聴いていてむしろテクノポップは嫌いじゃないが詳しくはない、音楽業界が変わる、目を疑うほどの賛美で埋め尽くされています。

私は「BLUE BLOOD」や「VANISHING VISION」が誕生した瞬間に立ち会えませんでした。でも、出会った時の「この人達なら世界に行ける」という直感を信じていますし今の今までそれが間違っていると思ったことは一度もありません。これからも絶対にないし。
音楽に対するこのとてつもない衝撃を受ける瞬間というのは、とても言葉では表現できません。生きていてそう何度も味わえる物ではないほどの喜びです。

時代が変わる瞬間に立ち会ったと、まさか、彼女達のこのアルバムから再び味わう日が来るとは。

アイドルという立ち位置で、戸惑いながらもystk氏の音に追従してきた彼女達が、「与えられた物で身を固めていると充分に自覚しながら、今自分たちは新しいものをやっている存在である」という誇り、絶対に世の中を振り向かせてやるという気概はあのパフォーマンスに表れてます。
そこが「マジで死者が出るかと思った(らしいww)」フェスや、無機質な筈のサウンドから、浴びるほどの生々しい熱を感じる原因なのかなと。
とりあえず来年かさ来年にはもう世界行った方がいい(笑)。



長々と書いたけどつまりは


ksykは俺のy(ry
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