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越えた日。



コレは何かというとですね、自分がXに出会ってから付け始めたノートです。内容はこのブログに書いてるようなことと同じことです。
当時いんたあねっと、なんてものはございませんから、所謂このノートは「非公開ブログ」的な存在です。かれこれ、19年前からのものになります。

あまりにも好きで好きで、これで本出しゃーいいのにノートに描くまでに留めて、でも友達に見せたりとかはしましたww結構好評頂いたりしてww

私は中学時代ずっと洋楽だけしか聴かない子でして(どうも邦楽のメロディが耳に合わなくて。今でもそうですけどねww)、高校あがってからXの存在を知り、

「ああ、この人たちは日本人だけど日本人離れしたスケールのデカイメロディを日本語の歌詞に載せても違和感のないロックで、そして決して西洋コンプレックスに左右されない独特のパフォーマンスをする人達がやっと出てきたんだな」

と、思いまして。嬉しかったんです。初見で「あ、この人達ならグラミー獲れるわ」と思ったのもこの時。(ENDLESS RAINとWEKKENDのPVって今でもMTV VMA獲れると思うんだけどな。)

何よりも「僕達は音楽だけでなくヴィジュアルでも刺激したい。VISUAL SHOCKをコンセプトにしてますから」とYOSHIKIが出演した番組で、しっかりと自分達のコンセプトを明確に発言したのに凄く驚嘆しました。
いくら当時洋楽ばかり聴いていた私でも、こんな日本人アーティストは今まで見た事ない、と思いました。第一、自分達で作詞作曲をしてあのクオリティってことが当時はまず驚愕だったんです。
メジャーシーンで活躍してるアーティストで当時、自分達で作詞作曲してるのはほんの僅かで、それで尚且つヒットを飛ばしてるなんて、いても一発屋で終わってあっという間に表舞台から姿を消すというものばかりでしたので、当時よっちゃんが出演した某てつこのへやwwwでも、司会の徹子に「珍しいわね自分達で作詞作曲なんて」と言われた位なんです。
それくらい、まだ当時はプロの作曲家と作詞家でなければチャート上位に食い込めはしなかったほど、「自分達の音と言葉」で、しかもHR/HMサウンドで大衆性があるなんて事は本当に凄いことでこの偉大な才能と、そして各メンバーがそれぞれあまりにもキャラ立ちしたwwこのロックバンドに、凄く凄く凄く、夢を見ていました。

それがまあ、こんなノートを作らせるに至ったわけなんですけどww
さすがにガキのやる事ですので、中身が厨全開です。
しかし今回は恥を忍んでちょろっと公開してみますww



はい終わり!ww



メンバーの海外進出への夢もね、折に触れ、発言されてました。
HIDEちゃんなんかはよく自分のロック少年時代の憧憬も絡め、そりゃああ、海外で演りたかったでしょう。ZILCHなんかは、まさに世界を視野に入れたものだったし。
NYでの海外記者会見なんか本当にドキドキしましたよ。


けどね…。


「海外で活動する為に、万全である事」
それがいかに困難で時間のかかることか。
ただ、会場をブッキングしてライヴやっちゃえ!という選択肢はなかったXが選んだ戦略は、それはそれは大変なもので。


だからこそ、これだけ、時間もかかって。
メンバーを代表して、よっちゃんがその全てを掌握できるよう、住む所も変えてまで。
英語と法律の勉強、自然と広がった交友関係、突き詰める為につきつめていったら、バンドが空中分解。ファンへのけじめ、としての「解散ライヴ」
他のヴォーカルを探してもう一度Xをやろうと言ったのはHIDEちゃんだったのに。



何で居ないのよ、アンタ



見なさいよコレを。
アンタが一番見たかったモンだよ。



禁句ということはわかってますけどね、けどね、これをアンタが生きてるうちに味わって欲しかったんだよ。てか、昨日今日と、上手には生きてアンタがそこでギター弾いてなきゃいけなかったでしょうが。

この、大馬鹿野郎。


海外では正規音源なんか一枚も出してねーんだよ。
みんなそれでも、輸入盤や海賊版や、所謂正規商品でない音源ででもいいからと求められてきたんだよ。
ライヴやるこの日まで、海外用の正規音源などないまま、香港史上初の規模のライヴが二日間しかも完売御礼て、前例のない現象が起きてるんですけど何でアンタ居ないんですか?


「俺たちは間違ってなかった」


HIDEちゃんならきっとそう言ったであろうこの言葉を、生きている間にアンタの口から聞きたかったんだよ。この馬鹿がっ(泣)!!



それだけが寂しいです。
言っちゃいけないのはわかってるけど…でもこれはやっぱり、一生付きまとうものですね…。



ひでちゃんのばかーーーー!!!
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