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耽美迷宮 袋小路

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まだまだ(笑)。

ライヴ後の雑感を。

また(笑)?

だって、まだまだ書きたいんだよ~記者会見にも触れてないしww



では長いので続きのあんふぃにっしゅそぉい!
・よっちゃん
よくやった。本当によくやった。初日開演の遅れで彼一人に非難が集中しがちだけど、こういう言い方は何だけども、メンバーの中でこの三日間の構成とか考えてるのは主に彼で。
HIDEに関する演出はもちろん、演奏する以外の様々な事の準備に目を配りジャッジするのは間違いなくこのお方なのです。
自分達の芸術に対し責任と確かな表現で一人でも多くのファンを感動させたい。
アーティストとしてごくごく純粋な動機を、レコ会社やプロ社会のしがらみに縛られることなく、限りなく純粋に表現する為にそういったくだらないしがらみを体当たりで打ち壊してきたのであって(これによってのちの契約システムが変わらざるを得なくなり後続のバンド達はどれだけ恩恵を受けたか)。打ち壊さざるを得なかったわけで。
すべては芸術の為。

そういう方だからこそ、パフォーマンスに於いてもToo Muchになってしまうのは「もう、そういう人だから」という風にしか言えません(笑)。あえて口汚く言えば

「てっめーら知らねーだろ!よっちゃんがどんだけがんばってっか知らねーだろ!」

それくらいのことは思っているわけです(笑)。
なんという信者。なんという大人気なさ(笑)。

なので、ほんとうによっちゃんには「よくやった!よくがんばった!」という言葉以外見つからなかったりもするわけで。
もっとそれ以外の事を引き受けてくれるスタッフがいるといいですけどね…。
ドラマーなんですからもっとドラムを練習したかったと思うんですよ。
明らかに練習時間ろくにとれてないですもん。こなすうちによくなっていってましたけどね。(あとHIDEの音に合わせなきゃいけないというハードルもあり)

じゃなきゃあんな疾走曲の少ないセトリになったりしないでしょ。三日間連続公演だし。


ほんと、あげられるものなら彼に「時間」をあげたい。まずはゆっくり休むための時間。
それからミュージシャンとしての練習時間。練習する時間はおそらく定期的に組んでると思われるけども、Ymのスタレポを読んでる限りとてもろくにできてるようには思えない(笑)。

どうやら米に戻ったようですし、少し休んでほしいな…って、無理かな…。


それから、この三日間で、彼にとっていかにXが人生そのものなのかがよくわかった。
ノリと勢いで動きだした復活だけど、ステージでの笑顔は、パフォーマンスは、あの叫びは、あの涙は、Xが俺の人生そのものだと何よりも語っていました。

おそらくそれを表だって深く語ることは、あまりない気がしますが…。


ほんとに、よくがんばった…誰よりも頑張り屋さん。血を吐くほどの頑張り屋さん。「そこまでしなくても!」って周りがどんなに止めてもきかない、頑張り屋の暴走機関車さん(笑)。

頼むから、少し休んでくれー。


・としくん
一番の心配の種は、蓋を開けば一番輝いていたといっていいかもしれない。
以前ココにも書いたけど「あれだけ長くやってたんだから、Xのライヴならステージに上がれば『XのTOSHI』として自動的にスイッチが切り替わるはずだ」と思っていた通りで、やはり杞憂であったか。さすがTOSHI。と思わさざるを得なく。
どんな姿だろうとも、どんな日々を過ごしていようとも、オーディエンスのど真ん中で一喝、あの声で気合い入れりゃあそりゃ客は無我夢中で拳振り上げて、アタマ振ってさ、飛び跳ねて声張り上げさせることが、できるんだよね。

私が行った最後のライヴで見たTOSHIと何ら変わらないと言っていい。そりゃ年とりましたけど、そんなん感じなかったかなあ。
まー欲をいえば脱いでほしかった(笑)。
上半身ハダカで煽る姿は恒例だし、「野郎ども、脱げーっ!」って言われたかった(笑)。


あとは高音裏返らないように…日本では、事情知ってる客に甘えてられるけど海外じゃそうはいかない。確かな技術がなければ認めてくれないもの。
既に海外に固定ファンはいるとはいえ、そこへの甘えは許されないと偉そうに思っております(笑)。

成功してほしいからこそ、しっかりやってほしい。
TOSHIだけに限りませんが…。


・先生
なんかもうむちゃくちゃ格好よかったんですけど!

いやー暫く見ない間にアクションの一つ一つが派手になってて、でも表情はクールっていう、このいぶし銀っぷりは何だろうな!

ひろすとはもうすっかり「相方」感が…。
嬉しいような、切ないような…。

また高速ピッキングが見たいんだぜ。


・ひろす
テライケメソ
もうすっかりイケメソキャラが定着wwww

先生同様、パフォーマンスが派手になってたな~。
もーほんと、惚れる。どんだけカッコイイのよ。
ベースソロとかめちゃめちゃ格好よかったもんな~。

先生と同様心配はしてないけど、同じリズム隊としてよっちゃんをしっかり支えてやって~!


・ひでちゃん

一言で言うと


「アナタ居ましたよね?wwwww」


まあ10年経ってるんですけど…感覚として「死んだ」「亡くなった」という感覚から程遠いんですよね…。今だに。
「隠れてる」って感覚なんです。こういうこと言うと「現実から逃げてる」とかF××Kな事言う人が居るんですが。
物理的に居ないことには慣れました。物理的には。
それがまあ、臭い言い方すると皆の心のなかに生きてる的なことになるんでしょうが。

湿っぽいこととあまりにも縁遠い人なので。楽しい事がしたい!みんなを驚かせたい!という人だから「皆から隠れて、一体何企んでるの?」というふうにどうしても思っちゃう。

で実際ステージには居ないわけですよ。映像とかで二次元的に存在させたりしてましたけど、実際そんなものがなくても、空の上手でも違和感感じてないのです。
これが「居ないことに慣れた」ていう感覚とも、また微妙に違くて、「や、そこ、空いてるけど空いてないから。」みたいな「そこ人居ないんですけど、居るんですよ」っていう。

空いた空間ごと彼の存在が主張してくる感じと言いますか。
たぶんこれは、六人目がそこに立っても変わらない感覚のような。
気がしています。


でも、やっぱりWithout Youとかで、「亡くなった人との思い出を振り返る」ていうシチュでこられるとダメですねー…。
痛切に、「あの人は居ない、戻らない」と感じてしまって。

ホログラフも、わかっていてもゾクッとしましたもん。
あんなに亡霊のように浮かび上がって、でも普通に弾いてますからね。
最後は光を放ちながら消えてゆくという…。

居ないはずの人が突如としてそこに現れ、何かをこちらに語りかけるでもなくただ黙々と弾いてるさまは、当たり前にそこに存在してる感ばりばりで、でもそれはとてつもない違和感、何かしてはいけないことをしているような、自然に逆らった、罪を犯した感覚すらありました。

それでも、会えて嬉しかった。
人工的に作られた亡霊でも「あの5人のX」に会えたことに、素直に感動した。
一緒に5人でステージに立ちたかったメンバーの思い、5人でステージに立つ姿を見せてあげたいというファンへの思い。
人工的にでも、HIDEを蘇らせようと懸命に努力してくれたメンバーには感謝こそすれ、罪悪感など持ってはいけないのかもしれないけど…。

あの時亡霊のように蘇ったHIDEは人工的に作られたものだったけれど、人工的な映像以上に、 「彼は確実に、其処に居る。」と存在感を見せてつけてくれた。
だってひでちゃんだって、絶対絶対、XのHIDEとして皆でステージに立ちたかった筈だから。

だからやっぱり、どう考えても、「居ない、とは思えない by TOSHI」んだよなー。


でも居ないんだよなー。これなー。 泣けちゃうんだよなー(泣)。


またArt of lifeという曲だからこそこの幻想風景が活きてくるのが…不思議で。

今回曲の詞が、あまりにもライヴのその場面にシンクロすると言うことが多々あり。
曲のドラマチックさに現実が追いついてしまうって、なんてバンドなんだろうなー。


・ファン(笑)。
いやあ…すごいね(笑)。
間違いなく私もあの中にファンとして居たんだけれども、手前味噌とかじゃなくホントXファンてすごいと思った。
10年経ってるから当然ファンは入れ替わってるし初めて見る若い子も沢山居て、昔みたいにヘドバンのカタマリをそんなに見なくなったけども…。

とはいえ、あの一体感、団結力(笑)。生のXに慣れてない人が多くなった分古参が先導するかのように頑張っていたとしても。

それでも、凄かった。めちゃくちゃ気合い入ってたな。じっと待つマナーの良さも相変わらずつーか(笑)。

大人しい人たちもそりゃいるけどノリは人それぞれで。それでもスタンドから全体を眺めた限りじゃ凄かったな~。
待ち焦がれた感を最大出力でぶつけるという。
もはやメンバー対ファソのガチ勝負!みたいな。

人がこれだけ入れ替わってるのに「質」が変わらないファン、すげーな。
それはメンバーにも言えるけど…すげーなww


いやあほんと、世界中のどこ探しても、こんな人達いねーわ(笑)。
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