2010/10/17 Category : MUSIC とりとめなくてごめんな(笑)。 帰国、してました。なんつーか、どこから書けばよいのやら…。旅的なアレは別途エントリとしてですね…。会場入って、色んな人種がWe are Xコールしてるの聞いて、それだけで泣きそうになりましたね。なんかそれだけでぐっときちゃって…。ライヴスタートしたら、それはまあそこは、どこでやろうがXはXっていう。ただ英語圏だから英語でMCしますよと。いや…なんか…。う~~ん…この日はね、ツアーファイナルで、TOSHIくんの誕生日だったわけです。そういった要素も盛り上がったアレではあるんですけど…。う~~~~~~~ん・・・・・・・・・・・・・・・(汗)なんか言葉ではみんな陳腐です。なにひとつ。もう感無量。それでいいですか(笑)?ライヴ中のYOSHIKIのMCでね、今日はHIDEも一緒だからずっとこれからも一緒に走るから。皆で一緒に走っていこうと。このお人は20年ぐらい前からファンに投げかけてきた言葉を、日本だけでなく海外でも同じことを言うとるわけです。違うのはHIDEが居ないということでね。だからさ、よくわかんないけど、他のファンの事は。でもさ、私とかなまじリアルタイムで同じぐらいのファン暦やそれ以前の方とかもそうなんだけど、たぶん感じ方が違うと思います。あまりファン暦どうこうって言うの好きじゃないんだけど、やっぱり現場を体感したっていうことは、20年越しの夢を掴んだ時の感慨ってさ、もう言えないの。何て言ったらいいかわかんないわけ。言えないけどなんとか言いたくてこうして綴ってるけど言葉が無力すぎて駄目だぁね。'91 待ちに待ったアルバムJEALOUSYが出た時。'91~’92 そこからひたすらXが日本を制圧(笑)して、シーンも巨大化させた社会現象の渦中に居たこと。'92 TAIJIが脱退'93 NYロックフェラーの海外進出記者会見とHEATH加入'97 TOSHIの脱退。'97 解散。'98 HIDEの死。'98 阿鼻叫喚、地獄絵図の築地本願寺。'98~00? YOSHIKIの彼岸への片足突っ込み具合。'98~06 ドサ回りTOSHIのX全否定。Xファン全否定。'05 VUK?'06 TOSHI、YOSHIKIに接近。'06 S.K.I.NでSUGIZOと邂逅したYOSHIKI。いやYOSHIKIと邂逅したSUGIZOとも言う。二つの大きな意味がある。'07 ノリで復活しハリウッド映画SAW4の全世界メインテーマで世界デビュー。しかも新曲I.V.'07 LUNA SEAのOND'08 復活3デイズ東京ドーム。SUGIZOサポート。'08 10年越しに実現したhideメモリアルサミット'09 念願の海外初公演@香港'09 仕組まれたHEATH脱退騒動'09 これこそ奇跡。SUGIZO正式加入。'10 TOSHIの決別。永きに渡る、TOSHIと全てのファン、YOSHIKIはじめメンバーの悪夢が終わる。'10 LUNA SEA完全REBOOT'10 初の北米ツアー完走。←今ココ!バンドは何度解散しようがぶっちゃけメンバー生きてりゃいつだって活動できるからいいじゃないですか。メンバー集まりゃ。けどHIDEが死ぬってマジでこんなん人生の、いや世界のプランになかったよね。そこにSUGIZOがいる奇跡。何故奇跡なのかは彼らのヒストリーを知れば奇跡だと判ります。そのSUGIZOを抱えたX JAPANが念願の初北米ツアーを完走した。HIDEが生きて見るはずだった光景を、何故LUNA SEAがLUNACYだった頃からの深い付き合いであるSUGIZOが見ているのか。YOSHIKIのMCからずっと泣きっ放し。ERの合唱で、ふとYOSHIKIに目をやると、手を組んでひたすら祈っている。「ああ、もうすぐ終わる。今までYOSHIKIが倒れてはライヴを飛ばして完走できなかったツアーが、どこも飛ばさずに終わる。終わらせることが出来るかもしれない。」飛ばさずに完走できるということは、Xの場合相当無理しているということを指す。YOSHIKIの身体に纏わりつくハンデは昔よりも重い。それを相当、押して、「終わらす。完走させる。」祈らざるを得ないと思う。最後の曲、ART OF LIFE―「生きる術」という曲。TOSHIの声も高いキーを危なげなく歌いこなし、最後の締めも綺麗にキメた。(終わった…)ステージに立つメンバー全員が暫く静止したまま。歓声に包まれる。それから、記念撮影、バンザイ、最後の最後に、YOSHIKIとTOSHIでWe are Xステージから掃ける時に、先に上がったPATA以外で(笑)、肩を組んでバイバイ。生きたHIDEの居ないX JAPANの、初の北米ツアーが完走。けどきっとHIDEは居た筈の、X JAPANの、初の北米ツアー。会場のRoseland BallroomはマンハッタンのWest 52nd Street.私の泊まっているホテルは一本道を挟んだWest 51st Street.徒歩5分程度。ライヴ終了時間は夜の11時を回っていた。そんな時間のNYのど真ん中で、一人で号泣しながらホテルへ向かう。涙が出てくるんだからしょうがない。通りすがりのおじさんが私を怪しんで「Are you ok?」と聞いてきた。「I'm ok」と微笑って答えた。ホテルの部屋には備え付けの冷蔵庫や飲み物はない。ホテルのすぐ近くのスーパーに入って、ミネラルウォーターとジンジャーエールを買った。ライヴ直後は冷たい炭酸飲料が、一番美味しい。スーパーでもずっと泣きっぱなしの顔ぐちゃぐちゃ。わざわざ日本からアメリカまで来て、泣きながらスーパーで飲み物を買う変な日本人(笑)。店内ですれ違うアメリカ人から怪しまれまくり。ホテルに戻る。涙はずっと止まらない。止まったり、また溢れたりする。呆然としながら飲み物を飲んだり、ツイートしたりしてると、窓の外から「Wooooooo-------!!HIDEーーー!!!」というアメリカンな野郎の声が聞こえた。もしかしたらHIDEという部分は聞き違いかもしれないが、かなりはっきりとそう聞こえた。日本のライヴでは、終了後よくヤンキー的な改造車が大音量でXの曲をかけながら会場周辺をうろつく。それとそっくりな現象だった。間違いなくアメリカはNYの筈なのに、日本に居たみたいだった。ライヴ会場には様々な人種が満遍なく居て、紅では日本語で合唱し、Xでは誰も彼も腕をXにして飛んだ。ここはアメリカ・NYの筈なのに。YOSHIKIがツイッターで呟いた。確か、4分前だった。ライヴ終了から30分後ぐらいの時間。全米ツアー完走した!!みんなが今まで応援してくれたから.夢がまた一つかなった!! 本当にありがとう(涙)!!!YOSHIKIが初めて、全文日本語でツイートした。日本のファンを彼がどう思っているか瞬間的に理解した。同じ夢を一緒に追いかけてきたのは間違いなく日本のファンだとYOSHIKIには判っている。だから全て日本語でツイートした。また涙が溢れ出してしまった。あと何回、こんな奇跡に立ち会えるだろうか。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword