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耽美迷宮 袋小路

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話題の

ちょっと別エントリにしてみる。



■思うこと


昔私も今話題のところではない、某少年誌の編集部さんとお仕事させていただいた事がありました。
実際に漫画の製作現場を見たりしたわけではなく、こちらからお伺いし、進行している企画のチェックをしてもらうといった内容でしたが、それぞれの作品担当の方とお話致しました。週2で通っていたのである時期から受付のお姉さんに顔パスになった時嬉しくも複雑な気持ちになりましたが(笑)。

まあそれはともかく、私がその会社にいたとき何度か担当さんが代わっていたので計4人でしたか、皆さんとても個性的な方でしたね(笑)。
漫画の編集担当さんとは別の、所謂版権担当さんという方もいらっしゃいました。その担当さんは漫画の権利を扱う方で、担当編集さんとタッグを組んでらっしゃいます。
いろんな担当の方がいるんだなあと思いながら、でも皆さん個性的でしたけども、あんな893の取立てのような威張り散らす方なんていらっしゃいませんでした。

打ち合わせ上、今後作品がどうなるかといった話になっても、ここは先生はこうだと言っていて、でも会社としてはこうで、というあくまで「会社×作家」という健全なぶつかり合いであったと感じました。

まゆたん先生も書いてますけど、編集さんは自宅でお仕事うけていましたし、実際にこちらからもお休みのところ申し訳ありませんと言いつつも(でもできるだけ自宅に連絡する事はやめようね!という進行の仕方で)、担当編集さんのご自宅へお仕事の連絡を入れさせて頂いた事がありました。
でもその時もそんな893な態度で接された事などありません。

ああいいですよいいですよ~、なんて気さくに言う方もいれば、やはりお休みになりたいでしょうから若干苦笑い気味の方もいましたけど、でもお話される時はやっぱりきちんと仕事としての対応されたりしてましたし。

いろんな方がいらっしゃいましたけど、そこは漫画編集ですし、それこそとても大きなところでしから、一癖も二癖もあって当たり前だと思ってたんで、個性的な方々ばかりでも特に気にしませんでした。ていうか自分がオタクですから免疫ありますしそこはええ。
それはともかく、でも思っていたよりは皆さんまともな方でした(汗)。
なんかもっと「業界人!!」みたいのを振りかざす人たちばっかりかなと思ってたんですよ。
とりあえず私が関った方々にはそんな何様みたいな人達は、いませんでしたね。
まあ何度も言いますけど、個性は強かったですよ。すごく(笑)。
でもそれはほら、結果仕事がちゃんと運べばいいわけで。
やりにくいのも仕事のうちじゃないですか。人間とやってんですから。

けどねえ、これは、これはいくらなんでも不条理すぎますね。
そりゃね、久米タンほんとマガジソでよかったねって思いますわ。
てか、ここで書いていたからあんなふうになってしまったのではと思わざるを得ない…。


そしてこの話題で思い出しました。
レコード会社との契約に苦しむアーティスト達の話を。
そして「楽曲を生んだアーティストが権利を主張して何故悪いんだ?」と、インディーズで培った音楽ビジネスの知識と経験でそれまでの音楽業界のシステムを変えてしまったよっちゃんの事を。

>Y:アメリカだと当然なんですよ。
>僕が向こうで新人アーティストと契約する時も、必ず弁護士つけてくるんですね。
>逆に、いなかったら僕がつけさせるんです。弁護士と弁護士が話し合って契約したものしか合法にならないんですよ。
>相手が自分で直接契約してたら、後で何か揉めた時もレコード会社側が負けちゃうんです。
>だからレコード会社からアーティストに対して「弁護士とやってください」と。日本の「契約」がおかしいんです。

(※よっちゃんはおそらく日本で最初にミュージシャンとして弁護士雇ったアーティスト)

漫画家も出版社と契約組む時は弁護士つけたほうがいいんじゃないだろうか。
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