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耽美迷宮 袋小路

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街の灯



半ばあきらめていたのですが、しぶとく問い合わせて、ようやく同梱版の予約受付をしている店舗を確認!そして実際に予約ーーーしに行くのに3駅も乗り過ごしましたが(爆)。

とりあえず、無事予約…ご丁寧にイヤホンまで付いてくるおww
帰りに、中身も見ずに特ニューお買い上げ(汗)。
だって…「モモタロスのカッコいい下敷き」って…(汗)。


久々に映画レンタル。チャップリン「街の灯」です。


チャップリン大好きで!子供の頃よく親と一緒に見てました。小学生くらいだったかな?弟も楽しんでた。
しかしこれが、大人になると新しい発見があって。
昔なにも考えず笑っていたけど、あの笑いには物凄い緻密な計算の上に成り立っていてそれがびっくりだった。
だって人物の声すらありません。音楽のみなんです。白黒ですし現代と比べて圧倒的に技術面でも劣っています。
だからこそ一場面一場面の密度が凄いんですよね。一番笑ったのはコレ↓なんですが。


盲目の少女の為にファイトマネーを稼ぐのですが、このボクシングがカオスwww
これ見た時、「これニコニコで見たら「ちょwwww」の連続じゃねえ?」と思ったらやっぱそうでww
いや~~~こんな面白いの、昔の人は映画館で腹筋崩壊するくらい爆笑したんだろうなあ(笑)。女性は化粧が落ちてしまって大変だったろうww
ここもカオスだったけど、この後金持ちの知り合いと再会してその金持ちの家には既に二人組みの泥棒が居て、その泥棒たちとのやり取りがまんま「志村うしろーーー!!」なんですよ(笑)。というか、チャップリン映画はドリフコントの基盤となってますもんね(ひげダンスなんかまさにww)志村は特にリスペクトしてるんだろうな。
しかしあれには思わず「チャップリンうしろーー!!」と言ってしまうくらい。

ラストシーン良かったなあ。
盲目の少女が視力を得たことで失ったもの…そこに込められたメッセージはとてもわかりやすい。セツナスなあ。
ジャケットにもなっている、チャップリンのはにかんだ笑顔が最高で!
盲目だった少女があこがれていた「脚長おじさん」にはふさわしくないし、こんなにみすぼらしくて恥ずかしいけど、でも視力を取り戻した少女と再会し自分だと気付いて貰えたことの嬉しさもあって、絶妙の演技でした…あのはにかんだ表情がまた涙を誘うんですよねー…ほんとこの方は天才です。

でもまだ見てないのあるしな。ちょこちょこ見ていこう。
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