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耽美迷宮 袋小路

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のっぺらぼう。

もののけ。


えーと…。

凄かったですね。
これ感想書けません。
わからないんじゃなくて、あまりにも憚る内容なので感想が書けません。
こういう思いをしてる方は沢山いらっしゃるでしょう。
なので別の切り口で感想を。


中学の頃の友人を思い出しました。
おうちがつらくて、空想の世界に逃げ込むことで自分を支えていた子でした。
自分で自分を悲劇のヒロインに設定し、その悲劇の中から救いを作り出しその世界が全てになっていた子でした。
思春期でしたし、そんな不安定な時期におうちがつらいのは子供にとってどれほど辛いことかと思います。

いつの時代も、子供はただ親に愛されたいんですよね。
お蝶の母も、母なりに娘を愛していたのでしょうが、お蝶が求めた愛ではなかったんでしょう。
お蝶は母の愛で壊れ、母もまた、ずっと前から壊れていたんでしょうね。


「私バッカみたい」


目覚めてよかったです。


閉ざされていると思えば牢になり
出たくないと思えば城になる。



その中学のときの子も、とっくに「私バッカみたい」しました。



今回のお話は母と娘に個人的にポイント置いてみました。
てか、そうだとしか思えない。
色々あるよね…。

あ、うちは私が母で、母がこどもです(笑)。手のかかる子です(笑)。
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