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耽美迷宮 袋小路

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おつかれさまでした。

超~元気で、頭の回転もよくずばずば物を言い、時には周りを困らせたそんな祖母が1ヶ月くらいで一気に悪くなり、そのまま召されました。
年も88でしたし、親族、ご近所様含めみなその逝き様に納得。
「ばぁさん、おつかれさん」というなんだかあったかいお見送りでした。





火曜に亡くなって、翌日通夜だったけどあまりに急なのと遠いので通夜は不参加。日曜に行われる告別式と法要のみ行きました。
行く途中で私・椎名がひさびさの車酔い。おええええ。 うそ、吐いてないよ(爆)。
いや吐きたかったけど吐けなかったんです。つらいねあれね…。
車は、家の車だと叔母含め5人は狭かろうとわざわざレンタ。父よ、あなたはそんなにできる子でしたっけ…。<失礼
母が「やさしい…」と感激しておった。できる子!

夕方近くに宿に到着。写真はその宿の散歩コースからぱちりと。いい感じにとれたー。
松ノ木の向こうに写ってる岩にはカニが何匹もちょこちょこと!
海も澄んでいて綺麗だった!なごんだわー。

前日入りなので土曜、なのですが友引なので仏さんの顔も見ちゃいけないし、お線香も上げちゃいけないんだと。そうかー。
ひさびさに従姉妹の娘と会う♪8ヶ月になって可愛い盛り。うちのおとんも相好を崩してめろめろ。

とりあえず宿にいったん戻って小休憩の後、よくばーさんに連れられて行った知る人ぞ知る海鮮料理屋に。超~~旨いんだここが…!ここの魚料理食べたらスーパーとかのは暫く食べれないよなというくらい。海辺なので、海鮮ものがとても美味しいわけでございます。

それぞれ人数分の定食+刺身盛り合わせ、なめろう、天ぷら盛り合わせ。
うにが食べられない弟も、「やっぱりこれくらい旨くないとうには食べれないな」と贅沢舌を発揮。いい色なんですよ!何も付けなくても十分美味しい。おさしみも物凄い弾力。しあわせってこのことだよな~♪

宿に戻っておんせーん。と、寝る…のですがこれが大変で(汗)。

・せきが止まらない
・宿で寝るのは寝つきが悪い
・同じ部屋の母と叔母の寝息がうるさい
・ふとんが厚くて、暑くなって眠れない

どんなに宿では寝つきの悪い私でも、最悪3時間は寝れるところ、本当に一睡もできなかった………。

咳で眠れなくても、それでも3時間は寝れてたけど一睡もできなかったのは人生初…。
その上朝早くから告別式だし初七日法要やって4時間かけて家に戻って…ハードすぎ(汗)。

で、問題は葬儀ですね。

いつも頼んでるお寺の住職さんが亡くなった関係で、代理のお坊さんを頼んだんですが、長髪坊さんでびっくり。こう、アキバに馴染むタイプの…(爆)。
まあ長髪だけならまだいいですよ。こういう時代ですしね。見た目で人を判断してはならないと。

告別式が始まって、木魚をポクポクしてお経を唱えます。
んで、簡単なお経が書いてある紙が配られたので、お坊さんのご指導の下一緒に読み上げました。それは経験がなかったので、「へえこんなことをする宗派もあるんだな」と思ったのですが、問題はその次。

おもむろに太鼓をドン、ドン、ドンと叩き始め
太鼓の次は、ひょぉぉおお~~~っ、ひょぉろろろ~っっと尺八を吹き、
尺八の次はガシャ~~ンッ!!!!、ガシャ~~~ンッ!!!とシンバルのようなもの(鐘のような素材のシンバル)で物凄い轟音を上げて叩きまくる。


どんなスペシャルコンサートだ。


私はまだ木魚をぽこぽこ叩いてる途中に咳がひどくなったので一旦部屋の外に出たのですが、太鼓も尺八も聞こえてきたので「????」と思ってたんですね。CDでも流してるのかと思って席に戻ったら、本当に尺八を吹いていた。
その次に使った鐘の様なシンバルを使った時の、物凄い音といったらないですよ。
まるで芸人のような、従姉妹のリアクションが忘れられないww
参列者全員「ええええええええええ?????」という。
「太鼓を叩いた辺りからおかしいと思った」と弟談。
正直、ドリフの葬儀コントをリアルに体験した気分でしたよ。

あとから聞いたところ、そのお坊さん尺八の凄い方で、それで全国を廻っているのだとか。ミュージシャン?
あーだから長髪<違。

その後5分の休憩を挟んでまた配り物。今度はその宗派の聖典ですよ。お経とか書いてあるやつ。
それは坊さんと一緒によみあげましたがかなり唱えました。般若心経もあったな。

さすがにこの年になると何度か法事を経験しますが、こんな派手なのは今までに無かったな…。
色んなスタイルの法事があるもんですねー。
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