2007/11/20 Category : 未選択 帰還 所謂某センターに収容されているとのことなので朝イチで現場へ。牢屋みたいなところに横座りでリラックスしていた彼。声も出さず多少恐がりながらな感じを見受ける。私達のこと、わかってる?名前を呼んでもこっちを向かない。まあ確かにクールな男だけどさ。再会を果たした彼は少し痩せており、触ると骨張ってごつごつしていました。しかし食欲はあり持ってきた食物を完食。その直後の散歩ではお腹を下していたことが判明。寒い日だったので送迎車を待つ間ガタブルしてる。寒くて余裕がないのかちょっかいを出してもあまり反応がない(笑)。送迎車到着。ドライバーさんがいい人だった。いろいろ話し込む。車が苦手なはずの彼は後部座席に用意されたケージの中でとても大人しい。掛り付けの病院へ到着。営業時間前だったが貼り紙を頼んだことを伝えると中に入ることができた。やっと暖かいところへ。しかし、奴はやたらと外を見て連れてけ連れてけとせがまれる。コイツ調子出てきたwwていうかおまいはまだ走りたいのかと小一時間ww問診表に記入。そこで奴の人間換算年令を知って驚愕。ななじゅうよん?どう見ても高齢ですほn半室内犬みたいな彼が、行方不明の期間、一体どうやって生き延びたのか…。足は皮と骨みたいだしウエストはくびれすぎだしこんなにやせたなら食べれない日もあったはず。大嫌いな雷も鳴ったし大雨だって降った。冷え込みも日々きつくなっていったし、事故にあってもおかしくないのに、精密検査でほぼ異常なしと診断。あのーうちろくにワクチンも打ってないのですが(飼い主失格)しかも高齢なのですがまじですか。そうだ、外傷もない…。すげえ、あのサバイバルにこの年で勝利した…。おまいカッコ良すぎだろ。どんなふうに過ごしたのか知りたいけど、ことば通じなくてほんとに悔しい。おまい、アレはあったのかアレは。アレってアレだ、ろまんす愛に気付いてくださいってやつだ。おなごの尻を追っ掛けたのか?それともうっかりメンズな犬がやらないかアッー!<腐女子自重。ともかく、どうにか生き延びてくれと祈る毎日で、貼り紙やネットでの連絡先に見ず知らずの方が情報をくれたり、あまりお付き合いのないご近所さんに気に掛けてもらったり、人の優しさもいっぱい味わって、彼は無事帰ってきました。人ってホント、まだまだ捨てたもんじゃないですね。それを切に感じました。何はともあれ、めでたしめでたしです!心配してくださった方、有難うございました! PR